卒業式
もう着ることはないであろう制服に身を包み、
「あぁ卒業するんだぁ」
と実感しつつ家を出た。
3年間一緒に通い続けた友達と、
こんなことあったねー
あんなことあったねー
そんなふうに朝の思い出を振り返りながら、
馴染みの道を歩いた。
学校につき、靴を履き替える、
階段を上り、教室に入る…
そこにはいつものクラスメイトがいて、
当たり前の光景が広がる。
でも 当たり前じゃない、今日で最後なんだ…
と思うとなんだかとってもさびしくなった。
吹奏楽部の演奏と盛大な拍手が響く体育館。
最後の校歌を歌い
卒業証書ももらった。
そして、ながーい挨拶やらが続き…
ついに式歌である。
2年生の「旅立ちの日に」がとても上手だった。
学年で歌った最後の歌はきっとずっと忘れない。
全校合唱も、ふるさともだ。
退場の時、担任の先生を見ると、
いつもの怖い顔には涙が光っていた。
厳しい先生だったけれど
誰よりもクラスを愛してくれていた。
そんな先生に感謝でいっぱいです!
写真もたくさん撮った。
友達に余すことなく別れも告げた。
思い残すことは何もない!
楽しかったことも、苦しかったことも
全てキラキラした宝物。
本当に中学校生活サイコーだった!!