君の夏服 ちらりと 視線をキャッチされないように ああ その透けるような肌色は 本当に僕と同じ様な構造なのかい そう疑いたくなるような 吹いたら舞ってしまう砂のような ああ 見たんじゃない 見えたんだから そりゃあもう 仕方ないのさ
アラームは鳴らない カーテンも開けない 音も鳴らさない SNSをぼーっとチェック あなたからの返信は無し 休日の昼間は大体こんな感じ これで十分幸せでしょう
貴方が僕に他の人を想ってしたことも 僕も貴方以外の人を想ってしたのだから お互い様だね
明日死ぬと分かっていても、私は働く。 日常と非日常、そんな分け方は、私の思考にはないのです。 働くときは働き、遊ぶときは遊び、休むときは休む。 それが私の日常。
僕がもう少し早く生まれてたら、 もしくは、 貴方がもう少し遅く生まれてたら、 貴方と僕の未来が重なる時はあったのでしょうか
貴方の行動の目的になりたい。
明日は上司に頭を下げる 明後日は会議で無意味な話し合い 今日は今日で残業、残業 いつから未来に期待しなくなったんだろうか 期待しちゃいけない どうせ理想の未来なんて無い 理想ってなんだ? どうせ、が溢れて未来がぼやける 何が楽しいんだっけ 何が好きなんだっけ あぁ、わからなくなる
貴方を車で送る途中、 僕が咥えてた煙草を急に奪って 煙を肺に入れて吐き出した 「あ、」 不覚にも脈が早くなった 「うーん あんまり美味しくないね」 「そりゃそうさ、」 君と同じ銘柄はやめたんだ 僕なりの忘れ方だった どこまでもずるい人
溢れた感情には鎖を付けてしまえ 涙腺なんて切ってしまえ 開く口には針を通してしまえ そう願ったのはもう10年前
多分僕がいなくても君は生きていけるし、君がいなくても僕は生きていける。それでも、生きている間は、君と居たい。