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あの日から9年

 皆さんより年上ですが書き込みします。
私が震災の考え方を変えるきっかけをくれたのはやしろ初代教頭の言葉でした。
 9年前、私は高校2年生でした。テスト期間中だった事もあり自宅でテレビを見ていました。
すると、ニュースで「スタジオが揺れています。」というのを聞いて「地震か?大きいな」とは思ったもののあまり気にも留めていませんでした。
 しかし、次々とテレビから流れてくる映像に福岡に住んでいる私は、「これは本当に日本で起きている事なのか?どこか違う国で起きている事なのではないか?」と思ってしまいました。
 震災後、最初のスクールオブロックの放送の最後の黒板でやしろ教頭が「昔、ラジオで無意味に悲しい事をしちゃいけないと言われたことがあるが言わないと一度も思わないままかもしれないから言うけれどこの学校の生徒がもし、亡くなってしまって「僕は死んでしまいました。」と掲示板に書き込むことは出来ないからみんなずっと覚えてろとは言わないけれど夜が来たらたまにでもいいから思い浮かべてほしい。」と言う言葉を聞いて震災を身近に感じ考えるきっかけになりました。
この時期になると思い出す言葉です。涙を流しながらやしろ教頭が伝えてくれた言葉です。
この言葉が無ければ震災を身近に感じたり考える事もなかったと思っています。
長くなってしまいすみません。