忘れません
中学生の時母を泣かせてしまったことがあります。7歳の時に父と母が離婚して父と離れて暮らすことになりました。何年経ってもなかなかそのことを本当に受け入れることが出来ませんでした。その気持ちを初めて話した時母は泣いてしまいました。離婚したことを責めた訳ではなかったし、悲しませるつもりもなかったけれど、母の涙を見た時とても悲しくなりました。母が涙流して私に謝った時、とても傷ついた気持ちになり後悔しました。一番泣かせたくない人を泣かせてしまったのだと気付きました。あの時の涙と言葉はずっと忘れられません。父と離れていることは今も寂しく思いますが、二人の為にはこれが良かったのだと思うようにしています。