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さっき「死にたい」という電話をした子へ

マリィちゃん、しんどいよね。頼れる人もいなくて、おうちではお母さんと2人で。わたしはいま大学生だけど、昔、親が離婚してマリィちゃんみたいに虐待や学校の人間関係がダメな感じになった時期が長くありました。そんな頃、リストカットや死にたさや消えたさに心が占拠されてた時期も。それで、自分のリアルを打ち明けられるところもなかなかなくて。でもね、わたしは自分の好きなことを極めていって、その、暗闇から抜け出しました。時間が環境を変えてくれたのもあるけど、「心理学」に出会いました。中学、高校生の頃から図書館で心理学の本を読みまくって将来の夢を見つけました。それは臨床心理士です。同じような境遇で暗闇にいる人を支えたいと思って、そして、これからこういう人生になるような原因になる「虐待」をなくすために研究もする臨床心理士を目指しています。これはわたしの場合の一例であって、人それぞれに事情も心も違うけど、自分の好きなことを見つけたりそっちを極めていくと世界はとっても広がります。今が辛くても、生きてれば本当にいつか「生きててよかった」って思う時がくるので、死にたいと考えている子はそのような自分とうまく向き合って、もう一踏ん張りしてみてほしいです。自分の人生を自分をいじめる人のせいで終わらせるなんて、悔しすぎるから。