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暗闇と心

こんばんは。

私には母がいません。亡くなりました。
亡くなってすぐの頃は、あまり実感が湧かず、この先も自分なら明るく笑ってやっていける。と思っていたけど、何故か最近になって、〝なんで私には母が居ないんだろう〟とか〝母に会いたい〟とか〝みんなは羨ましいなあ〟とか思ってしまう自分がすごく嫌です。
私は亡くなるギリギリまで、母が命が危ないような状態だということを知らず、母の具合が悪くなっていくにつれ、私の母親ではない気がして冷たく当たってしまった自分が嫌いです。
もっと話せたはずなのに、笑えたはずなのに、何も分からずに何も出来なかった自分が大嫌いです。

それに加え、最近学校では部活動や、学級で様々な問題が起こり、部長として、学級委員として、問題を解決しようとはしますが、一人では何も出来ず、友達や姉などに相談しても無責任な言葉が返ってくるばかりで、〝母がいれば一瞬で解決してしまうのかなあ。〟と考えてしまいます。

そして毎晩泣いてしまいます。暗闇の部屋が自分の負の感情で覆われて、気が付けば涙がこぼれてしまいます。

暗闇が嫌だから、朝が来るのを必死に待って、学校に行き、問題にぶつかり、ボロボロの心でまた夜です。

時間を戻せたら今の私とは違う、もっといい自分になれるかなあ。
自分は変われるのかなあ。
でも、向き合うしかないなって、最後には思います。