「何処へゆく」 「いいえ、何処へもゆきません」 「何処へゆきたい」 「いいえ、何処へもゆきとうごさいません」 「何処へ…「わたくしは、ただ、あなたに、あなたのそのものに触れ、熱を帯びたあなたのそのものを口に含み、ただ、あなたの、そのものをわたくしの中に感じていとうございます」