あなたの
ずっと前から知っていたんだ
君の好きな人が私でないことぐらい
なのに君から直接聞いたら
思ってたよりも悲しかった
無理とわかってもどこかで期待していた
そんな愛おしそうに
あの子について話さないでよ、なんて
言えるわけもなくただ話を聞くだけ
結局友達以上にはなれそうもないの
好きな人誰なの?なんて聞かないでよ
言えるわけないもん
こんなに苦しいのに
こればかりは君に助けてもらえない
どうしようもなく切ないのに
ただ君のことを想うことしかできない
ずっとそばにいたいから
もう一生伝えられないんだ
“ 私の好きな人が誰かは死んでも教えないから”
そんな強気のメッセージを送った私の頬を
涙が一筋つたった