私、煙草の香り嫌いなの。 だって大人だけの特権でしょう スーツを着て煙草を吸うなんて ずるいでしょう ねぇ、もう煙草はやめにして 私、貴方の香りに包まれたい。
ずっと一緒にいてくれる? 一生君の隣にいるよって 君は口を隠しながら笑ったの 私は知ってるの 貴方が嘘をつくとき口を隠すこと 私のこと好きって言って? もう別れよう。 君は口を隠しながらそう言った
頭蓋骨の中に蝶々を閉じ込めた 私の頭の中で 必死にもがく 大脳や髄液に沈められ 今にも羽がもげそうね 頭を割って羽ばたいて 私は死んじゃうけれど 頭蓋骨の中に蝶々を閉じ込めた
僕を受け入れてって叫ぶ僕は 卵の殻に閉じこもった雛鳥で 親から貰う餌でしか生きられないなんて まるで何にも逆らえない小さな僕のよう いつか食べられることを分かって生きてく雛鳥 いつ死ぬかを分からないまま生きてく僕とじゃ どっちが幸せなんだろう。
愛してるも好きも言えなくて ほんとはもっと 抱きしめてほしい ほんとはもっと キスしてほしい そんなことが言えなくて 貴方の少し大きいパーカーの袖を引っ張った
好きって言葉はよく分からないけど 暇なとき 美味しいものを食べたとき 眠たいとき いつも出てくるのは貴方の顔 それだけじゃダメですか?
そんなに拗ねるなよ。 電話越しに君が笑いながら言う だから拗ねてないもん。 そしたら君さ 可愛いなぁ。 だって 君にはホントに敵わない
貴方の嫌いなところ 何でもいいよって言うところ 嘘をつくところ 我慢ばっかりするところ 貴方の嫌いなところは 貴方の好きなところです でもどうか貴方の嫌いなところが いつか貴方自身を殺してしまいませんように。
そういえば今週は三連休だね 素直じゃないな 言えばいいじゃない 一緒に遊びませんかって 私も素直じゃないみたい 言えばいいじゃない 一緒にデートしようかって
貴方が星を好きだと言ったから 夜空の星達を眺めてみたりして 貴方が猫を好きだと言ったから 図鑑を開いて猫の種類覚えたり 貴方が雪を好きだと言ったから 雪を見て貴方のこと思い出した