死にたかった。生きたかった。
周りの大人は、話を聞いてくれる人もいるけど、ほとんどの人は何もしてくれなかった。
いつも身の上話をすると引かれるので、ここでぶちまけさせてください。
小学校6年生までは、普通のごく一般的な幸せな家族だと思っていました。違う、と気がついたのは中一のとき。確信を持ったのは高校1年生。自分でも、私強いな?って思います笑
小さい頃から何かとよく殴られたり蹴られたり、好きなものを取りあげられる家で育ちました。私はそれを普通のことだと思っていたのです。そんなことをされるのは、私が悪い子だからで、みんなも悪いことをしたら暴力を振るわれるんだと思っていました。みんなが綺麗なのは、みんなが良いかだからで、私がよく痛いことをされるのは、私が悪い子だからだと思っていました。
それが普通じゃないと気がついたのは中学生になってからでした。そして、父親の仕打ちがもっと酷くなっていったのも中学生からでした。もしかしたら、やっぱり私のせいで、私が中学受験に失敗したからかもしれません。
私の中一の成績は、中の上くらいだったんです。出来が悪かったんです。オール5じゃなかったんです。ゲーム機、テレビは禁止になりました。私には何を言っても良いと思われたのでしょう、随分酷い言葉を言われたと思います。小4の頃からよくいじめられていた私は、父親にそんなんだから、馬鹿だからいじめられるんだと言われました。味方であって欲しい親から、いじめは当然だと言われてしまったのです。死にたかったです。消えたかったです。なんで産んだんだって思いました。あまり思い出すと辛くなるのでざっくり書いています。もっと辛い状況の人はもっともっといると思います。私なんて、まだ甘いほうだと思います。
私が今日まで生きてこれているのは、母のおかげです。ある意味、母(と弟)が犠牲になってくれたのかもしれません。中一の成績が悪かった私は、母に頼んで塾に入れてもらいました。そうすると自然と会う時間も減り、なんとか高校にも合格し、高校に入ってからは一人暮らしをしています。生活費は母に振り込んでもらっています。
今まで話を聞いてくれる大人はそれなりにいました。それでも、助けてくれる大人はいませんでした。警察すらも。私達は自分の力と運で乗り越えるしかないのかもしれません。