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高校生。

小学校も中学校も、学校の友だちとうまくいかないことが多くて、学校に行きたくなかった。せかせかと生き急いでいる人が多いように感じて、人が怖かった、少しでも邪魔したら怒られるんじゃないかと思うと電車にも乗れなかった。
外が怖かった、苦手だった、出来る限り家から出たくなかった。
高校生になって、状況は大分変わったけれど、家が好きなのは変わらない。
そして、親が好きだ。お母さんに見送ってもらわないと高校に行けない。行ってきますって言ったら、いってらっしゃいと返してくれないと、あぁいつどこで死ぬかわからないんだからこれが最後の言葉だったらと思うと、見送ってくれないと気が済まない。親の仕事が早い時は、黙って出て行かないで寝てたら起こして欲しいとまで言っている。「行ってらっしゃい」「いってきます」がないと落ち着かない。
高校生になったのだから、お母さんがいなくたって黙って出かければ良いのに、と言いながら毎日見送ってくったり見送られたりしている。マザコンとか言われちゃうのかなってちょっと心配。
親とケンカする、という話を友だちから聞いたりもするけれど、わたしは滅多にケンカをしない。喧嘩して仲悪いまま死んでしまったらどうしようと思うと、ケンカする気にもならない。口も聞かずに死んでゆくなんて、嫌なんだ。
家族のことが大好きで、そしていつ死ぬか分からない世の中に生きている、だから大好きだよって言わないと態度にしないと気が済まない、こんなのは赤ちゃんなのかな…

もし家が大好きだよ、とかいつ死ぬかわかんないって思った生活さてるよとかちょっとでも共感してくれたらリプくれたらうれしいな