手に入れた数だけ失って 望んだ数だけ諦めて 願った数だけ捨てられて 喜んだ数だけ悲しんで 罵られた数だけ睨みつけて 怒鳴られた数だけ逆らって 抗った数だけ押さえつけられて それでも 死にたくなった数だけ 生き返って 今、息を
逃げる。逃げる。 私は全力で走り、逃げる。 何から逃げているのか分からない。でも逃げる。 社会なのか、それとも別な何かなのか。 逃げて、逃げて、逃げ続ける。 多分一生、逃げ続ける。
愛には形がない。 つまり輪郭がないのだ。 同じく輪郭がないものがある。 それは憎しみだ。 誰でも愛を持っている。 つまりは、誰でも憎しみを持っている。 愛があり憎しみがある。 憎しみがあり愛がある。 愛というのは憎しみに変えれる。 憎しみというのは愛に変えれる。 悲しい事実、辛い現実。 でも、受け止めなければいけない。 それが憎しみ、それが愛なのではないか。
僕が幸せだと感じるこれは 本当に幸せなのだろうか いつか、いつか 本当の幸せがあると目を瞑っていたら そのまま開かなくなったりしないだろうか