言葉を電子の海に流し放浪させて、誰の心にも残らないなら、せめて本のなかに留めなさい。
わかったことはわかってなくて、 諦めたことだけがわかったことになるの、 という切ない話をしようか。
青い夜、観測地点のレイトショー。 月がなくとも、家々の灯りが街の点在を報せる。
言葉にしようとしないときに零れた言葉ほど 偽りのないものはない。 僕は、言葉にしたかった時ほど、後悔してしまう。
ラジオの周波数を合わせることと、路地裏を歩いて名曲喫茶を探すことは似ているかもしれない。知る人ぞ知る居場所、そんな深夜ラジオ番組を見つけられた時は幸せだ。
昭和レトロなコインランドリー、 私しか利用してない晴れた日の午後。
私はいつだって孤独で、雨なのにそれは一粒の雫の集まりで、人間もそういうことなのだと思う。
どさくさに紛れて 冷たい夜が肺ってきた そのまま息を止めて二十八秒 溜め息として破棄出された夜は より一層黒さを増して 弱い星を塗り潰してゆく 不覚、不覚
夢でよかったと思えない僕は、夢と現実の狭間で揺れていた。
生き返る 贖罪を足し 陶酔が 自分の恥を 廻り廻って