涙を流すのはいい事だ 泣いている時には 自分が生きている事を実感する 流した後の心の変化はまるで自分の中の 汚れが洗われた様に思えてくる だけど…自分が好きな涙は泣かされた涙より 泣いた涙の方が好きだ
夕方の空はよく変わる 夕方から夜へと 変わる境界線でそれは幾つも 表情があるみたいだ そしてその表情は 不思議な色気を放ち ずっと見ていたいぐらいに見惚れてしまう
夕方の空模様になると 漂ってくる 何処かの ご飯の支度をしているこの匂い 昔に戻った様な どこか懐かしい気持ちになる
何の取り柄も持たずどこにでもいるただの か弱い少年はその心に抱いた激情と その小さくてか弱い握り拳を武器に世界に向かって 戦いを挑んでいく その無謀さがかっこいい 何の取り柄も持たないただのピュアな少女は 人に傷つけられ騙され犯され壊されていく そんな不安定な心模様が美しいと思う
夜の空は暗くて怖くて昼間とはまるで違う顔を 見せる。だけど昨日の夜の顔は少しだけ寂しそうな 顔をしていた…
自分が生きている世界なんてつまらないと 小さな世界にしか興味を示さずにいると 大きな世界の中で起こっている一瞬の感動を 見逃す。そんな事を考えた8月18日
社会の歯車として70年。与えられた事のみを覚え やり続け機能がほとんどしなくなり 老朽化し用済みになった結果。 最後には赤ん坊の様に何も残らなかった
世界から離れスマホを捨て煩わしい 悩みを忘れ 独りきりで 夜空を見上げ 星を探す そんな夜
一日が明日も続くとは限らない 明日で 終りかも知れない または一日が続くのかも 知れない そもそも自分が 言いたいことは………
人がどんな心の時でも朝が来て風が吹いて 鳥がさえずる どんな時も その心情を考えないマイペースに それが何か気に触れてムカつく時がある