まん丸が見たい 半分は嫌だ ちょっと欠けても嫌 まん丸が見たい まん丸が見たかった 幕が上がった時 私に見えたのは黒だった ああそうだ 私が塗った私の色は 全て隠れる黒なんだ 何も見えない黒なんだ 気づいた時にはもう遅い ちょっと世界を揺らしてみた 少し見えた気がしたんだ とっても眩しいお月様
苗を植えて ゆっくりだけど着実に どぉーんと高くなって ぐあぁーって広がって 太陽を細かく切って 立派な木になりたいなぁ いつになるのやら 知らない間の小さな実 すこぉしずつすこぉしずつ まぁるく あかぁく 食べちゃおうか 切っちゃおうか まだまだ時は足りてない 美味しくなるまで待っててね 体育座りはつまらないから どっかで遊んで来よっかな 疲れてるけどスッキリするまで もうちょっと遊んでいよう 大きな真っ赤な実が落ちる そしたら心もぽっかぽか ほっぺは可愛い真っ赤っか
文化祭マジックなんて無いけど 繋がっていたいと思う 満足はしない ずっと笑っていたい 私にも綺麗な月が見える そんな日を願う