雨の日が嫌いだ あの日のことを思い出す 傘の隙間に見える君 僕のかわりに濡れる髪 歩くたびに広がる海 君のまわりに垂れる闇 しらないよ そりゃないよ いらないよ 雨の日が好きだ あの日のことを思い出す
心の中には部屋がある そこにあるのは理性と狂気 そこにあるのは野生の陶器 そこにいるのは自分のかげ しっぽが無いと泣くとかげ 太陽がないのにあるひかげ 生きているのは誰のおかげ あなたがいないからつらい あなたがいない部屋くらい あなたがいないのはみらい あなたがいないそのくらい 部屋から出たくない