ありがとう
私があなたと初めて出逢ったのは、曇天の日だった
人間関係で疲れていた
辛かったし苦しかった
いなくなりたいだなんて、誰にも言えなかった
視界に色がなかった
全てがくすんで見えていた
部屋の明かりもつけずになんとなくテレビの電源を入れる
ひとりの女の子が目に飛び込んできた
目を奪われた
君は君らしく生きていく自由があるんだ
その言葉にどれほど救われたか
気付くと私は涙を流していた
生きていてもいいんだって思えた
あなたが私に光をくれた
あなたの笑顔に、言葉に、パフォーマンスに今まで何度も救われて
どんな言葉で綴っても伝えきれない
けれどこれだけははっきりと言える
ありがとう