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初のポエム

女性は元来太陽であった。
確かにそうだなって、今日僕は感じた。それに対して、男性は月。
この世界では、太陽月それぞれたくさんある。それぞれがお互いを求める。けれど、一つの太陽の輝きで輝けるのは一つの月だけ。たくさんの太陽が争って一つの月を輝かせようとしても、逆にたくさんの月が争って一つの太陽に輝かせてもらおうとしても。純粋に求められている方が自分を求めている相手を求めていない、とか、求めている相手は既に輝く輝かせるの間柄が成立してる、とか。事実、ここにある月は7年間も求め続けた太陽を今日、失った。別に、一度関係を持った太陽と月が離れることだって、他の月が太陽を奪い取ることだってできる。でも、僕はそうしようとは思わなかった。かと言って、他の太陽を狙いに行く気も、あてもない。だから、ある月は決めた。しばらく休もうと。太陽が無くても、月は輝くことができる。太陽や月を超越し、太陽や月という側面を持ちながらも太陽月関わらずみんなを照らしてくれる、素晴らしい人々がいる。アイドルもその一つだろう。それに頼って光るのもいいんじゃないかな。でも、ある月は決めている。今は永遠でも、必ずいつか、この坂道を何らかの形で登り切る、今回では、まだこの坂道は終わらないし、終わらせないと。