表示件数
0

2020年3月11日

最近よくこんなことを考える。

この世界には77億人を超える人がいて、一人として同じ人はいない。
今この瞬間、私は苦手な数学の宿題をしている。
      弟はゲームをしている。
      お父さんとお母さんは働いている。
      テレビでニュースを放送している。
      どこかで誰かが昼寝をしている。
      どこかで誰かがお菓子を食べている。
      どこかで誰かが歌っている。
      どこかで誰かが笑っている。
      どこかで誰かが怒っている。
      どこかで誰かが泣いている。
      どこかで誰かが何かと戦っている。
      どこかで誰かが傷ついている。
      どこかで誰かが死んでいる。
      どこかで誰かが生まれている。
私には私の人生があって、それは私のものでしかない。そのかわり、私は私以外の人生を体験できない。他の人の価値観も幸せも悲しみも不安も、想像するしかない。でも想像すればほんのちょっとだけ相手の気持ちがわかる気がする。それでわかったような気になって満足したら周りが見えなくなってしまうけど、ちょっとだけ想像してみることは大切なんじゃないか?

2011年3月11日、日本ではたくさんの人が傷つき、生活も大きく変わった。5歳だった私は、そんなこと何にも分からず、自分とは関係のない遠いところで起こった出来事だと思っていた。
でも9年経って、少し難しいことがわかるようになった今、当時の映像を見ると被害を受けた人の表情が脳裏に思い浮かぶ。想像でしかないけれど、胸が痛くなる。

でもこうやっていろんなことをのんびり考えていられることが現実として考えられていない証拠でもあるのかもしれない。何不自由なく恵まれた環境にいるから本質はみえていないのかもしれない。

だからこそもっともっといろんなことを考えてみないといけないのかな。考えがぐるぐる回ってよくわからなくなった。
(長くてまとまりがない文章ですみません)