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梨じゃなくて青りんご

 まだミセスを好きになって半年程ですが、エデンの園の振り返り回を見て、次こそはライブ行きたい!!と意気込んで、毎日新聞配達に勤しんでいます。
 そもそもミセスを聴くようになったきっかけは、大学の部活の先輩がラインの名前に青りんご(当時は梨と間違えていた)を付けているのを見てなんでやろ?と思ったことです。同じ電車で帰った時になんで梨なんですか?と聞いてみたら、ミセスグリーンアップルって知らん?と言われ、全然知らんかった…梨なんて言ってすみませんと思いながら、聞いてみました。
 初めにアウフヘーベンを聴いたのですが、まずこんなにピアノが最大限に生かされているバンドってなかなかないなとびっくりしました。そして、他にもミスカサズやナニヲナニヲなどを聞いていくにつれて、包容力の大きさと心に刺さってくる鋭さを兼ね備えた歌詞にぐっと引き込まれていました。
 それで、また同じ電車で帰った時に、ミセスいいですね!と喋っていると、どの曲が好きなん?と聞かれたので、アウフヘーベンと答えました。すると、僕もその曲一番好きやわとの言葉が返ってきてそのまま意気投合し、ウォークマンに先輩の持っている曲も入れてもらい、今では通学時の必需品となっています。ミセスのイラストを描いたら見せてみると部屋の壁に飾る程喜んでくれたのでこっちも嬉しくなりました。
 そんなこんなでいつの間にか弟子と呼ばれ師匠と呼ぶ珍妙な関係ながらも、仲良くなれました。でも、もう先輩も部活を引退してしまうので、あまり話せなくなってしまうと思うと寂しい気持ちになっている今日この頃です。ミセス先生にとっての、この人がいなければ…!音楽がなければ…!というような出会いをぜひ教えてください。