校長が退任して
昨日3月31日。
校長が退任した。
最後まで泣きそうになりながら笑っていた。
その反対に、私はずっと泣いていた。
東京と栃木。離れていても想いは届くんだと分かった。
私は校長に手紙を出せなかった。
合計7枚書いた。
だけど、いざポストに出しに行こうと思った時、もう模試が近いんだから、と外出を親に禁じられた。
7枚。校長が読みやすいよう青いペンで大きな文字で書いた。一生懸命丁寧な字で。
届かない。届けたい。
そう思うたび心が痛かった。
1000人以上の生徒が校長に手紙を出している。
私も出したい。
でももう届くことはないのかもしれない。
日曜日の夜。私は泣いた。
届けられない手紙を握り締めながら。
だからもしかしたらという願いを込めて、ここに手紙を記したい。
拝啓 とーやま校長へ。
締め切りに間に合わず、出せなくてごめんなさい。
本当の手紙よりはかなり短くなりますが、私の思いを綴らせてもらいます。
スクールオブロックと出会ったのは小学生の頃でした。ずーーっと親友だった子たちが、裏で回していた交換日記をある日私は見てしまいました。
そこには嫌いな人ランキングやウザい人ランキングが書かれていて、すべての一位に私の名前がありました。驚きました。ちょっと前に遊んだとき、プリクラには「相思相愛」とかかいたりして、毎日一緒に下校して。親友だなぁと思っていたのに。
その日は辛くて、親にもいえなくて。
でもいろいろあって親にバレちゃって。
『そんなこと書く人、友達でもなんでもないでしょ?!なんでそんな人と友達になったの?!』と逆に私が怒られました。
次の日の学校はいつも通りでした。
親友はいつも通り私のそばにいてくれて、
『また遊ぼう』と笑ってくれて。
あー。怖いなぁ。裏ではあんなこと言うてるのに。
みんな信じられなくなりました。
夜。急に暗闇が怖くなり、孤独に感じていました。
スマホもないし、テレビも夜は見れない。
誰かと話したくても、声が聞きたくてもどうすることもできない。そんな時に出会ったのが、スクールオブロックでした。
くだらないはずなのにわらって。
いつのまにかぐっすり寝てしまいました。
あの日スクールオブロックと出会えて本当に良かった。本当に本当に良かった。校長。お疲れ様。
今までありがとう。