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本当にあったバレンタインの話

大森先生こんばんは!
わたし、小学2年生の時から好きな子がいたんです。そして5年生のバレンタインの時に勇気を振り絞ってチョコを渡しました。「2年生から好きでした」という手紙を添えて。するとホワイトデーに家までお返しを渡しに来てくれたんです。ありがとうと言ってくれました。本当に心臓がバクバクして嬉しかったのを覚えています。
次の年のバレンタインでも、チョコ渡しました。でも彼は中学受験をするので、中学生になればもう会えないと思い、「中学生になっても頑張ってね」と、手紙を書きました。ホワイトデーでは、お返しをくれました。
そして中学生になってから彼とは中学も離れ、私は引越しをしたので、会うこともなく月日は流れていきました。
わたしの母は美容師をしており、私が中学3年になったある日「彼が美容室に来たよ」と言いました。彼が、母の名札を見て「もしかして、私のお母さんですか?」って気づいてくれたみたいでした。その話を聞いた時、心臓が跳ね上がりました。それから何度か母の口から「また美容室に来てくれたよ」と聞く度に、やっぱりまだ好きだな、会いたいなという気持ちが大きくなっていきます。

彼のホワイトデーのお返しは、好きという気持ちなのか、くれたからお返しをしようという気持ちなのか分からないけれど、もう一度彼にあって、好きだと伝えに行きたいと思っています。

初恋が実りますように