光
あなたはきっと僕を置いていく。
それはどうしようもないこと。
だけどね、
終わりに近付いていくたび、考えるたび、
泣いてしまうの。
あなたと会えたのはきっと偶然じゃない。
こんなに好きになれたんだから。
助けてほしい。
抱きしめてほしい。
好きだよって言ってほしい。
叶うはずもないのに願ってしまうのは
どうすればいい?
あなたは僕の光。
その光は僕を此処に繋ぎ止めていた。
だけどそれがなくなってしまったら?
僕はきっと闇に呑み込まれてしまう。
それでも
あなたが消えてしまわぬように。
僕があなたの闇を食べるよ。
あなたには幸せになってほしいから。
笑っていてほしいから。
その笑顔が
大好きだから。