ぼやけた世界 そこはボクの世界 深夜3時の時報が鳴った そんなぼやけたボクの世界
きっと僕たちは、ここまで生きてきて何か大切なものを見落としている 昨日もらったプリントを家に置いてきちゃうみたい きっとそれを探し直すのが大人になるってことだと思う でもきっとほとんどの人は見つけることはできないと思う それでも必死に答えを見つけ出そうとする それがきっと 人間なんだろう
綺麗ってなんですか みんなが綺麗だって言うものも全部、グレーに見えた みんなが綺麗だ、と眺める500色の色鉛筆もほとんど変わらない色で 黒板に描かれた文字も みんながくれた誕生日カードも 全部潰れて読めなくて その時涙が流れてきた みんな勘違いをした 私は嬉しくて泣いてない ただ読めなくて泣いている ただ悲しくて泣いている 私はみんなを騙してる 不意に私はそう思う ただ苦しくて 逃げたくて そんな私は汚くて 逃げ場を求めて どこまでも どこまでもまた 逃げてゆく
声にならない叫びは いつまでも胸の中で 残響として残っている