当たり前の日常
先日、祖父が亡くなりました。
しょっちゅうお菓子を持っておうちに遊びに来てくれて、私の好みを必死に覚えて私が好きそうなお菓子を買ってきてくれたり、体調崩していないか、学校はうまくいっているかいつも気にかけてくれる優しいおじいちゃんでした。しかし最近は私の模試や習い事と被るせいであまり会えていなかったり、会えたとしても、地元の訛りが強いおじいちゃんの言葉を聞きとるのを諦めて少ししか会話をしていませんでした。後悔と、悲しい気持ちと、気づくのが遅過ぎたこれまでの感謝の気持ちで涙が止まりませんでした。葬儀など一連の儀式を終えて、心に大きな穴がぽっかり空いているような気持ちです。
今はただ、当たり前だと思っていた日常が突然終わる恐怖と、おじいちゃんがいないという生活がこれから当たり前になることへの恐怖で胸がいっぱいです。時の流れがこの気持ちを解決してしまうということがとてもとても怖いです。