本当にあったバレンタインの話
これは去年の高一のバレンタインの話です。
僕は当時盲腸になってしまい、入院していてバレンタインの日も学校に行く事が出来ませんでした。
しかも、インフルエンザの流行を防ぐため面会も禁止で、まさに四面楚歌でした。
好きな子もいなかったしどーせもらえないからいいやと自分に言い聞かせながらLove me,Love you
を聞いて涙を拭っていました。
友達が電話をかけたりしてくれたものの、僕に届くのは声だけで当然チョコレートは届きません。
しかし夕方頃、看護師の人が突然「これ友達が持ってきてくれたよ」と言って紙袋を僕に渡すのです。
まさかと思い袋を開けると中には手紙とチョコレートが入っていました!
手紙の内容は、いわゆるラブレターでした!
差出人の名前はなかったのですが、なんとなくの察しはつき、病院のベットで飛び跳ねました。
あのチョコの味は今でも忘れられません。
ほろ苦くて少し甘い恋の味でした。
今年のホワイトデーには少し大人なビターなチョコをお返しであげようと思います笑笑