How
文字だけが留めてくれて心の白羽
ゆっくり夢となってどうにか融かして
どうにもあの子のささくれが欲しいな
ぴって取ったら血が出ちゃうし
放っといたら痛そうだし
まだ乾燥の季節だし
あんなピンセットがあればな、とか思う
どうして嘘はつけないほど純で
こんなこと考えてんだろ
あそこに戻り蘇る無言の世界線
またすぐ私を刺して こうにか創って
今頃あの人誰を知ってるの?
未だ無知でいたいというのにあの人は
きっと、きっと、 ああ何も知らないのね
唯一がいいから知っていたかった
わからないでしょ、多分。
パッと忘れるとかできないし
縋ってる自分は怖いし
珍しく心底嫌だな本当さ
疑問ばっかでなにも出来ないの馬鹿だな
きっとそういうところもあって今があるわけで。
ずっと夢みててアラームも聞こえなくて
ただ熱烈に愛していた
やっぱり愛されるのは敵わなかったらしい
どうか、どうか、いつか、何故。