お疲れさん 弾けても終わる 俺の夏 〈解説〉 9月11日はピアノのコンクールでした。せめて予選は突破したかったけど、初戦敗退でした。それもそのはず、54人中受かった人は10人。そこから全国大会に行けるのはたったの3人。すごい世界。周りと比べて自分がそこまで劣っていたわけではありません。しかし、ずば抜けたダントツの人が勝ち残るのです。幸い、練習用にほかのコンクール受けていたからまだチャンスはあるけど……気分は全然良くない。 頑張れよ、高校生になる、ジブン!
自分だけじゃない なかまがいる 長い目で見るべきか、あたらしい出会いを待つべきか 迫る卒業 迫る入学 どっちを想えばいいのかな 奇跡は起きな… 「ひと」を知る中学3年生
言葉にすると薄っぺらくなっちゃうから いくら届けようとしたって、貴方には伝わらないから 私があまりにも臆病だから 思ってることがあっても、何も言えずに閉じ込めてしまう それでも、こんな私にも、貴方は平等に接してくれるから いつかは私も素直になれるように ちゃんと気持ちを伝えられるように せめてそれまでは、この夢がさめませんように