アタシは探偵のロード。 周りから「欲望の恐怖」って呼ばれてるンだ。 チッ、わざわざ凝った名前で呼びやがって...。 あん?アタシに依頼? ははっ!アタシへの依頼は高くつくぜ? アタシの欲が無くなるまで、永遠に言うこと聞いてもらうンだからなぁ! その覚悟があるってンならどんな内容の依頼でも受けてやるよ...。さっさと決めな! アタシは長々待つのは大嫌いなんだ! さっさと決めなかったらどうなるか...わかるよナァ?
「幸せに暮らしましたとさ」の後は必ず幸せが続くわけじゃない こんな事を考えてしまう僕はひねくれてるね 本当に嫌なヤツだなぁ...
ここは陰謀渦巻く街の中 そこで、自分の親友を倒した敵と交戦中の男がいる 名前はデンドロ 長時間戦い続けているのでどちらも疲弊してきた様子だった 急にデンドロはその場に膝をついた 敵はデンドロが戦う意思を捨てたと思い、抱擁した するとデンドロは油断していた相手の喉元にナイフを突きつけた 「ハッハッハッ!俺がそんな甘い男だと思ってたのかい?」 ー敵が最期に聞いた言葉は嘲りに満ちていたー
幼い頃 夏祭りが大好きだった でも 花火がはじける時の大きな音は怖かった 今は 花火を打ち上げる夏祭りが身近にないから何か物足りない 何も咲かない暗い空に向かって一人 「たーまやー、かーぎやー!」って叫んでやる こうしたら空も寂しくなくなるでしょ?
ちょいと、そこのアンタ! 話を聞いちゃくれないかい? なぁーに、ちょっとした昔話さぁ...。 『昔々、色んな旅人が訪れる村がありました。 ある日、複数人の旅人がやって来た。 村の長も村人もそいつらを気味悪がって村へ入れなかったそうな。 結局、彼らが何処から来て何処へ帰るのかも知らなかった...。』 話はここまで、おしまい。 ......え?「続きは無いのか」だって? フフフ...!話の続きが気になるなら、アンタが作れば良いのさぁ...。
旦那は頼りないけど、とっても優しい。 馬鹿なあたしに、ちゃんと接してくれる。 裏表もないし、数少ない信用出来る人。 でも、いつか壊れちゃうんじゃないかって不安なんだ...。 旦那、無理しないでね。これは約束!!!
満月の日だけ見つけることが出来る曲がり角があるらしい そこを曲がった先には 不思議な洋館があるとかないとか... そこにいるのは目には見えない住人たち さあ 貴方もぜひいらしてくださいな 元の場所に帰れる保証はないですが...
友人にも 恋人にも 裏切られた こんな私の目には 花だけが唯一美しく映る モノクロの世界で色づく花々 嗚呼 なんて素晴らしいのだろう? 私は花を見た瞬間だけは 多幸感に包まれるのだ
悲しい話をしましょうか 『ある国に孤独な王に仕えた忠臣がおりました その名はオリヴィア 小説家でもありました 美しい花が咲き誇る頃 オリヴィアは余命いくばくもない王の話し相手として選ばれました 最初は「選ばれたくなどなかった」と言っていたオリヴィアでしたが だんだん心を開くようになりました しばらくして王の容態は悪化していき 冷たい風が吹き荒れる日に亡くなりました 亡くなった王の表情は苦しげでした オリヴィアは「笑って、ください」と泣きながら王の枕元で命を絶ちましたとさ』
まだ序章しか投稿していませんが、とりあえず人物紹介を。 ネム...機械人間。ガラクタから作られた。おとなしい。 ヒノ...機械人間。高級素材から作られた。快活。 ベルディ...人間。機械人間たちを匿っている。頼りない。 まだ物語の最初の方しかまとまってない、これからテスト期間が始まる、この二点からしばらく本編は投稿出来ないと思います。 どんな物語なのか想像しつつ、お待ちくだされば幸いです。