僕は誰? 見失う自我 自分の持つ考えがわからなくなる 意見の波に呑まれそうになる日々 「忘れるな、自分の意思を強固に持て」 自分自身に言い聞かせる 僕は僕 キミはキミ ただ、それだけのこと
誰もいない部屋で 心に溜まった気持ちを呟く 「寂しいな」 「もう、疲れた...」 「あなたの幸せを押し付けてこないで」 誰も返事をしてくれない まあ、最初から望んでなどいないけどね
「疲れた」って呟いても 返事はかえってこない ねえ...誰か答えてよ
今日も惰眠をむさぼる神に中指をたてる いつもいつも大切な時には出てこないカミサマ 神は試練を与える?神は道具じゃない? 笑っちゃうね 聞き飽きたよそんな戯れ言 いちにのさん、で また明日
車の下にいる野良猫の鳴き声に 誰も気づかない ちぎれ雲の間で煌めく星に 誰も気づかない 顔を上げよう 目を醒ませ この世界では たくさんの発見があるのだから それを逃すほどもったいないことはないはずだ
それにしても、この街は相変わらず栄えてるね。 僕らが住んでいたゴースト街はドがつくほどの田舎だった。 それに比べてファントム街は最新の機械がたくさんあるし訪れる人もとても多い。 ...と言っても、いわゆる「近未来都市」みたいな感じは全くない。 少しレトロで古めかしい、ファンタジー感溢れる美しい街並みが広がっている。
8月31日を越えた今日 苦しんでいる人がたくさんいると思う しんどい時はしっかり休もう 心の休息はなにより大切だからね みんなお疲れ様 今日もよく頑張ったね
「猫は気まぐれだ」とよく言われる ボクはそれを聞くといつも思うのニャ 「人間だってそうじゃニャいか」と 猫だけが気まぐれなワケじゃないのに そんなイメージが定着してる... 「おかしな話だニャア」 猫は今日も考える
シャンデリア まるで銀幕のスターの如き輝きを放っている 豪華絢爛なガラスのドレスに身を包み パーティー会場やお屋敷を眩く照らす それを見てろうそくたちはこう呟くんでしょうね 「あの方のように、もっと美しく輝きたいものだわ」 「フッと吹かれたら消えてしまう私たちとは違う、羨ましいわ...」ってね
シークレット ビークワイエット ヒミツは言ったらダメでしょう? 3つの秘密は不明なままで 夕焼け小焼け、日が暮れた 明日になったら わかるかもね あの子の謎めいた笑みの意味が......