白銀の世界にも夜は来て ぼわりとあかるい あかりよ どうか視えない今日、明日、てらし続けてくれ たとえわずかでも たとえ季節のようにまたたく間にながれでてしまうものでも このひとときだけでも このひとときだけでも どうか
「昨日」から「今日」になって、朝日が昇って、目が覚めて。 そんな当たり前の毎日だけれど。 絶対に、そこに「同じ日」は存在しない。 当たり前かな。でも、頭ではわかってたけど、体ではわかってなかった。 これだけの、たったこれだけの、小さなことがわかっただけで、 少し、だけど、たしかに世界は変わった。そんな気がした。 「昨日」から「今日」になって、朝日が昇って、目が覚めて。 「よし」 大丈夫。今日もやっていける。 誰に聞かせるでもなく呟く。 「おはよう。」
ここまでこれたのはやり切る勇気があったわけじゃない。辞める勇気がなかっただけ。 ここまで生きてこれたのは生きる勇気があったわけじゃない。死ぬ勇気がなかっただけ。 でもそれを、世間では生きる勇気とか言って、もてはやしてるけど、自分は、ただ、勇気がなかっただけ。 かっこよくなりたくて13年間生きてきたけど、今はむしろかっこ悪くなりたい。 なんでだろう。 まあいい。理由なんていらない。明日も、明後日も。 かっこ悪い人を目指して生きていこう。 勇気なんかなくても、生きていけるって分かったから。
外走ってたら急に畑がいつの間にか焦げ茶の土に戻っててもうそんな時期か〜って、 作物は今年も立派に実をつけて今年の仕事を終えたけど、自分はこの一年何してたんだろうな、と、ふと思ってしまった、10月14日金曜日、PM4:15。 自分はどうやってこの一年、最後にどんな実を付けようか。
今日も嫌いな自分を発見した。 目を、閉ざしたくなった。自分を、終わらせたくなった。 それでも、それでも、日は沈み、また登る。 その素っ気無さに引っ張っられ、また24時間を繰り返す。