忘れられない言葉
私の忘れられない言葉は、「最後は楽しかった記憶、嬉しかった記憶しか残らないよ」という言葉です。
この言葉は祖母がかけてくれました。
人生こんなにも心から信じられないことが起こるのか、もう毎日絶望で先も見えなくて苦しい時期がありました。そこから少し立ち直り、また1人で生活を始めた時ちょうど祖母の誕生日だったのでおめでとうの電話をしました。その時に話してくれた言葉です。「人生長くて色んなことあったけど今は楽しかった記憶、嬉しかった記憶しか残ってないねえ」と言っていました。そういえば、祖母がしてくれる話はいつも昔の楽しかった時の話が多かったです。だからかと腑に落ちました。
泣くのを堪えながら「うん、うん、そうだね、そうだといいな、うん、うん」と相槌を打ったのを覚えています。まだ20数年しか生きてない人間の初心者ですが少しずつ力出して頑張ろうって思えました。