立ち止まって、たくさん考えようとした。 もうあの子は学校に来ることは二度と無い。一緒に部活やることも、一緒に廊下で騒いで怒られることも、もう絶対ない。 現実逃避のために部活の練習ばっかりして、感情もなくただただ練習する。 思い出したくない。過去にしたくない。 なのに忘れようとしてる自分がいる。 どうして
踏み出す勇気がほしい。 踏み出してしまえばなんてことないのに。 前へ進むしかないのに。 それでも朝はくるんよな。 明日なんて来なくていい。