「 」 たった二文字が喉につっかえて出てこない 想いだけが溢れそうになる
目を細めて月を滲ませる まだ明日は来ないみたいだから 今日の分の「ごめん」を捨てる 心が少し軽くなる
水道水が冷たくなって 長袖のシャツに手が伸びて 鱗雲に想い人を重ねて
もしかしたら 奇跡が起きたら 本当にもしもの話だけど 乗ってくるかもしれないあなたのために 隣の席を空けている
健康な生活はもう戻ってこないかもしれなくて、これからは誰かの健康を願う生活になるのかな、だからあの人たちあんなにも早く寝ろ早く寝ろってさ
思ったよりも背が高かった 想像よりも手が冷たかった それくらいの些細な発見で 土日も心を躍らせていたい
自分に言い聞かせながらねむる。 みたこともないあなたに、呼びかけながらねむる。
ヒーローになりたかったけど 君が救ってくれるならヒロインでも。
じょうずに言えない。
花咲くような、春の音色に。 風吹くような、君の音色に。 夢見るような、別れの音色を。