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長い話

今日は少し疲れた。

昨日の深夜(水曜日の午前0時)に、入院していたおじいちゃんが病院で亡くなった。
聞いた時は悲しみより驚きが大きかった。
この年になって、生まれて初めて身内を亡くしたし、
おじいちゃんは週末に帰って来るって聞いていたから。

そこから眠れるはずもなく、星野源先生のANNを聞いて心を落ち着けていたら、いつの間にか夜が明けていた。

今日はお葬式だった。
もともと滋賀県の田舎にいた人だから、親戚は全員県外。
何人か来たいと言ってくれたけど、新型コロナのことがあるから断って、結局お父さんの妹しか来なかった。

できる限り泣かないでいようと思った。
お母さんがものすごく動揺していたし、
笑顔を見せた方がおじいちゃんも安心するかな、と思って。

妹と弟はそんな私を見ていてなのかどうなのか、泣かずに自分たちなりに頑張っていた。
もしかしたら泣きたかったかも知れない。ちゃんと聞いていないけど、辛いかもしれない。まだ事実を受け入れにくいかもしれない。
実際、弟は眠っているおじいちゃんを直視できなかったし、妹は怖いと言って、お骨が拾えなかった。

家族だけで見送ったけど、お父さんは「もっと大人数だったらもっと大変だったなあ」って言って、疲れたように笑った。
なんか長いけど目まぐるしい二日間で、私も少し疲れた。