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この世界から無くしたいもの

虐待やいじめというのは、私の中でこの世からなくなって欲しいものの上位に入る。でも、戦争や紛争のように、そう簡単にはいかないものなんだろうとも思う。
どうしたら肉体的暴力や精神的暴力がなくなるのか…学校の道徳の授業とかでは、簡単に「人にやられて嫌なことは人にしない」とか「暴力、虐待、いじめはあってはならない」とか「辛かったら周りに相談」とかいうけど、実際それができていたらもうとっくに無くなってると思うし、死語にすらなってると思う。でも現実はそこまで甘くない。
やってはいけないとちゅういすればもっと悪化する事例だって多くある。もしそれで暴力は無くなったとしても、被害を受けた人達の傷は消すことはできない。癒えるのにも時間がかかる。なんでそんなことするんだろう、大変だねなんて人事のように考えてる人が多く居るのも事実。「痛い、苦しい」が声に出せない子が多く居るのも事実。それを助けたいと日々何度も何度も思うけど、どう手を伸ばし、どこまでやっていいのか、どこまでしてやれるのかわからずやり切れない気持ちになってばかり。
どうすることが正解なのかわからない人が多いのも、この問題が解決の方向に進まないひとつの理由だと思う。
どうしたらいいんだろう。私に何ができるだろう。

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虐待の話

2/13の放送回を聴いて初めて掲示板に書かせてもらいます。
中3が受験期に上から発言するのはどうかと思いましたが、想いを伝えるべく書かせてもらいます。
じのさんの話、聴いているだけで苦しみや絶望感、もう何もしたくないという"無"の感情がひしひしと伝わりました。
僕の母は高校で保健の先生をしていて、よく虐待についての講演であったり、カウンセリングについての話を聴きに行ったりしています。テレビやラジオでそのようなニュースが流れるたび、母はそこで聴いた知識を僕に教えてくれるのですが、よく言っているのは"虐待は負の連鎖だ"ということです。
虐待というのは、受けた人にしかわかりません。僕は受けたことはないので、リアルにその痛みを知ることはできませんが、"受けた人にしかわからない"ということは、虐待は"受けた人にしかできない"のだと思います。虐待はそうした負のスパイラルがあるからこそ、根絶できないのだと思います。
悲しくも聞こえますが、見方を変えれば、受けた人はその痛みを知っているから、それを止めることもできるのです。そして、それは大きな意義のあることだと思います。虐待を減らす唯一の方法は、僕は"被害者が加害者にならない"事だと思います。虐待を0にすることはかなり難しいですが、一人ひとりの意識で変わると思います。そしてじのさんが、将来虐待に負けない勇気を持った人間になることを、祈っています。
長々と失礼しました。