空が狭いよ、苦しいよ 息継ぎができないよ 何で皆平気なの? 私は溺れそうなのに そっか、息をすることを忘れちゃったんだね
神様、仏様どうか 来世はマッチ棒がいいんです あんな軽いひと擦りで 自分を燃やして輝けるなんて 素晴らしい人生じゃないか 僕もあんなに自分勝手に汚したい 僕も我が物顔で世界を引っ掻きたい したい、見たい、痛く、生きてみたい
誰に言っても聞く耳持たぬ みんなみんな見て見ぬふり 心臓のとこがキューーーーーって痛んで 息が吸えない 「もうちょっと頑ばろう?」 そういう言葉、圧でしかない あの子からの攻撃 皆の視線 あなたの言葉 全て私を襲って来るようにしか感じられない これじゃあ私、固まっちゃうよ
指切った、指切った それは紙か約束か 滴った、滴った 淡い血液か溜め息か がんばった君には赤いリボンを 解いて手繰りよせたなら ああ 君だった、君だった
生や死や好や嫌や愛や恋 どうしようもないもの この世の現象 そんなもの みんな馬鹿にして笑うけど 本気だよ。 君にも伝わってほしいの
分かってる、好きになっちゃダメだって きっとこの想いを伝えたら距離ができちゃうから でも、好きなことは変わらない変えられない だから このお話には、鍵をかけておくよ いつか……解けるといいな
もう会えない僕らなのに ほんとは泣きたい最後なのに またねって笑って別れたりした 思い出は綺麗になるものだから このくらいの嘘が丁度いい またいつかおもいだす そのときいちばんあざやかな青でありたい
この気持ちに名前を付けるなら この気持ちに名前を付けるなら なんて名前をつければいいんだろう "コイ"とか言うけど そんな簡単なありきたりな言葉で片付けられる気がしないんだ でも"スキ"はどんどん積み重なっていくんだ 花びらがどんどん積み重なっていくように この気持ちに名前を付けるなら
月の綺麗な夜に逢って 「月が綺麗ですね」って言ってみたい お腹が痛いから 今日は無理だろうけど 明日の夜も、明後日の夜も、またどこかが痛むのね
僕はわからなかった。 何がわからないかすらわからなかった。 僕は認めてもらったことがほとんどなかった。 ある時、ふと気がついた。 わからなかったことは、 自分の存在意義であることに。