地雷の授業を受けて
自分は今とても幸せです
いつ来るかわからない爆弾の攻撃に怯えなくても
そもそもそんなことも考えなくてもふかふかの布団で大きく手足をいっぱいに広げて寝ることができる。
明日は我が身と構えなくてもすぐ手の伸びる方向に美味しいご飯がある
今日の授業はつまんないなぁとあくびをしながらこっそりと寝れる環境がある
でも、今自分の今反対側あるいはもっと遠くでは爆弾の襲撃に怯えてる暇もなしに逃げなくてはいけない人がいて
オシャレしたいと願っている傷だらけの同い年の子がいて
明日は我が身と思いながらそのわずかな食糧を隣の人に分けてる人がいて…
自分達は簡単に『死にたい』とか『死ねー』とか言えない
自分達は一生懸命に生きなければいけない
この世界は皮肉にも誰かの犠牲で成り立っている
だから命が助けられた分精一杯に生きたい