再出発
泣きたくても泣けない夜は
耳に音楽を当てて
やっと泣けていた
あの頃装着していたでっかいヘッドホンは
高性能の有線イヤホンになって
身長も伸びて
想いも長くなって
恋をして
わかることが増えて
思いが届かなかった夜も
憂鬱な朝の気だるさも
貴方に包まれてきました
ちょっと背伸びして刺激な音でポップにアガって
でもずっと見ててくれたのは貴方で
止まった時間を共に
私は過ごしていました。
新たな日常を求める音が聞こえたので
また貴方を追いかけて参ります
貴方と時間と私がいる普通を
これからは、