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変えたくても変えられないもの

SOCIAL LOCKS!の授業にはあまり参加できていませんでしたが、今日の授業を持って休講と聞いたので書き込みます。

自分は障害をもっている訳ではありませんが、高校に入学してから身体について悩むようになりました。
それは、祖父からの遺伝で、身体の毛が周りの人に比べて濃いことです。
その中でも特に、眉毛が特徴的と言ってもいいほどに濃く太いことです。
最初はあまり気にしていなかったのですが、ある日から周りの人の言葉や目を気にするようになり、コンプレックスにもなってしまいました。

親に相談すると、『おじいさんがそういう人だったから、遺伝なのかもね』と言われ、より一層自分の身体について悩みました。

遺伝は、親と子の連鎖が続く限り、切っても切れないものでもあるし、自分の手では変えることもできないもので、選択して持っているものでもなく、誰もが共通して持っている、『生命の証』でもあると思います。

それを、周りと違うからと言って、言葉として表すのは、その人を否定するだけではなく、『人間』という種の生き物を否定することにもなると思います。

自分の場合、『毛虫』や『ゲジゲジ』というあだ名を勝手につけられ、それを呼び名として使われることもあります。

この書き込みを見ている人の中にも、あだ名を見て聞いて、もしかしたら笑っている人もいるかもしれません。
でも正直、自分はそんなことはどうでもいいんです。

何よりも伝えたいことは、『言葉の重み』についてです。
“言葉は、簡単にコミュニケーションをとることができるものであるが、時には人を傷つける凶器にもなり得る”ということを知って欲しいです。
心の中で思うことは、その本人しかわからないので自由ですが、言葉として気持ちの外に表してしまうと、相手の人にまで伝わってしまいます。
それが、何気なく発した言葉であっても傷つけてしまっているかもしれないということを、どうか知っていて欲しいです。

自分を大切にすることはもちろん、相手の人を大切にして欲しいです。

この世の中を生きる同じ仲間として。

合言葉 “みんな違ってみんないい”