あの惨劇から一夜明けた俺の思い
俺,あの屈辱的大敗となった2013年の最後の試合からずっと「今年は勝つ,今年こそは日本一になる」と10年間信じ続けたのに,もうその夢は儚く散っていった。
たとえ監督が変わって不甲斐ない負け試合を連発しても信じて応援し続けてきたのがバカみたいだ…
それも,大切な10代の殆ど始めから終わりまでずっと信じて応援し続けて来たなりの果てがこれ…
イジメられて辛い子供時代を過ごした俺にとって,大好きな鉄道は憧れとか夢、思い出が詰まった車両が次々と消えていった中で鉄道と入れ替わりで希望の光に成り代わったのが地元球団の読売ジャイアンツだった。
だからこそ,この仕打ちは本当に残酷だし,何故か今日のナイターも負けた…
本当に俺の青春返してくれ!
精神面で言うなら,コロナ禍で折角できた友達との交流が少なかったり、学校行事が潰されたことよりもダメージ強かったんだよ!
本当は,今の原監督に辞任して貰いたい位だけど契約の話とか色々複雑な事情もあるから現実的には厳しいだろう。
これからドラフト会議があり,現役ドラフトでも選手の世代交代がある。
その歴史と伝統故に、キャンプでは野球好きならアマチュアでも名前を知っているくらいの有名なOBが視察に来ていて萎縮してしまい巨人では良い成績が出せなくて移籍先で才能が開花する第二,第三の大田泰示のような選手が出るかもしれないけど,俺は巨人を応援したい。
かつてイジメに苦しみ親や先生も対応してくれたけど裏目に出て余計にエスカレートしてしまって苦しみ,自ら命を断つことも検討し,実行する準備もした自分に生きる希望を与えてくれたヒーロー達には返しても返し切れない借りがあるし,地元の東京が大好きな俺にとってはそんな東京に根付く在京球団の一角である巨人軍には馴染みがあり,また10年間も苦楽を共にしたのだから幼馴染に対して抱くような愛着や仲間意識もある。
だからこそ、これからも巨人を応援していきたい。
しかし,図らずも身内から青春を否定される格好になったのだからまだ完全に気持ちの整理がついた訳ではないけど,1人のファンとしての唯一の願いは来年こそCSと日本シリーズで勝って青春を潰されて嘆く若いファンがいるという悲しい事を俺達の代で終わらせて笑い合うことだ。
巨人軍が存在する限り、俺はファンであり続ける