ひとりごと
突然、周りにいたはずの人がいなくなることがある。
この学校で、
仲が良かったはずの人の書き込みが突然止まることがある。
その時、どうしようもない心細さに襲われる。
これまでのあの人との会話も、
スタンプも、
何もかも、
まとめて無くなってしまいそうで。
あの人の中の私は、
とっくに死んでしまっているのではないかと思って。
あの日の「また明日」のまま、
私だけが生きているようで。
あの人の時はどこか遠くに、
私の手の届かないところに行く。
春は怖くなる、
また誰かが遠くに行ってしまいそうだ、
何も掴めないまま、
ただ投稿を待つ、そんな季節がやってきた