学生時代の実話
中2の頃、隣のクラスで、集団無視されていじめられていた、ひとりっ子の女の子A子がいました。
あまりにも孤立していて、隣のクラスだったけれど気の毒に思っていました。
不登校になって1ヶ月近く経った頃、久しぶりに来てくれた事があったのですが、
その子と同じクラスにいた、私の吹奏楽部仲間が
「私たちのグループにおいで。私は仲間はずれにしないから。」
と、勇気を出してA子に話し、A子は私の友人たちと過ごすようになりました。
いじめていた子は、それでもA子を無視したりして、いじめていたのですが、数日経つと、いじめていた理由を私の友人たちに話すようになり、悪い点を改めたら仲良くできると思うと、話すようになりました。
その間も、私の友人たちはA子を守っていました。
陰口を言われている雰囲気を察したら、A子を連れ出して、いじめっ子から離れて過ごしていました。A子の傷ついた気持ちを思うと、やはりいじめっ子たちがやり過ぎだと、私たちは思っていたからです。
A子は、自分にもあらためないといけない部分があったと反省し、私の友人たちと楽しそうに過ごしていましたが、いじめっ子たちもだんだんとA子本来の朗らかな性格を尊重するようになり、傷つけてしまった事を謝ってきたため、仲直りしました。
私たちの時代も、いじめはたくさんあったし
ビーバップハイスクールのような(昔のスクールドラマ)廊下をバイクが走るような環境だったけれど。
それでも正しさを大事にして、勇気を出して問題解決しようと行動できる人がいました。
それを応援する人もいました。
時代が変わっても、人が正しいことをしたいと思う欲求は、抑え切れるものじゃないと考えます。
今悩んでいる人、見ているだけしかできないと思っている人にも、そんな実際の話しがある事を知ってほしいと思い、掲示板に書き込みしました。
クラスを超えて、休み時間は隣の教室に行ったっていいと思う。