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櫻夜造物茶会 あとがき

どうも、テトモンよ永遠に!です。
毎度お馴染み「造物茶会シリーズ」のあとがきです。
…とは言ったものの、今回は書くことがないんですよね〜
なので突然ですがキャラ紹介します。
今回はこの物語の主役、ナツィことナハツェーラーの紹介です。

・ナハツェーラー   Nachzehrer
通称ナツィ。
「造物茶会シリーズ」の(多分)主役、アイコン的存在。
一人称は「俺」だが、ゴスファッションばかり着ている少年とも少女ともつかない容姿の“人工精霊”。
魔術でどこからともなく蝶が象られた大鎌を出すことができる。
口は悪いがなんだかんだ言ってかすみやキヲンには優しい、ていうかツンデレ。
ピスケスや露夏のことが気に食わない節がある。
どうやら寝ないと身が保たないらしい。
作った人間の通称は“ヴンダーリッヒ”。
「造物茶会シリーズ」の前日譚である「緋い魔女」「緋い魔女と黒い蝶」での“マスター”は“グレートヒェン”という少女である。
二つ名は「黒い蝶」(当人はあまり気に入ってはいない)。

今現在物語中で分かっていることを中心に紹介しましたのでちょっと分量少なめです。
まぁその内分かることも多いのでお楽しみに。
という訳で今回はここまで。
キャラ紹介コーナーは今後もあとがきで語ることがない時にやると思います。
何か質問などあったらよろしくね!
テトモンよ永遠に!でした〜

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電話

強がりの「眠くない」は「もっと話してたい」ってこと

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深夜の珈琲占い No.3

三時。彼女は寝ている。良い加減起こそうか、と駆け寄ったミルはふと気付いた。
直前まで寝ている、と言うことは昨夜もおそらく占いをしていたのだろう、と。
彼女の趣味である珈琲占い。正直、信じてはいなかったし、それで振り回される側としてはやめてほしいまであった。
どうせワイヤーと言うのも、ラッキーアイテムだのの類だろう。だとしたらとんだラッキーアイテムだが。
ささやかな復讐として、ワイヤーは彼女に持たせてやろう。
「おはよう...あー...まだ寝てて善い?」
「駄目です」
「...ケチな奴は嫌われるよ?」
「嫌う人は貴方位なので大丈夫です。」
「君みたいに口だけ達者な子供は嫌いだよ。殴って善い?」
「⁈八つ当たりしないでください!貴方のパンチは野良犬死ぬ位の威力出ますからね⁈」
「...あっそ」

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横暴狩り その①

「みっちゃん、よく来てくれたな」
土を固めた玉座に頬杖をつきながら腰掛け、目の前に跪く湊音を見下ろしながら、日和は鷹揚に彼に語り掛けた。
「女王様のお達しとあれば」
「ふふふ、顔上げてよ、みっちゃん」
先程までの威容から一転して、年相応の柔らかな笑顔と共に言葉を投げかけると、湊音も失笑しながら姿勢を崩した。
「ははは、やっぱり落ち着かない?」
「そりゃあそうだよ。いつももっとくだけた感じじゃん」
「まあ、君は『女王様』だからね。あまり他の子に示しがつかない態度はできないよ」
「それはそーなんだけどさー、今は二人っきりじゃない。いつもみたいにやわらかぽわぽわな湊音が良い」
「まあ善処するよ。……それで?」
湊音の問いかけに、日和は表情を引き締めて姿勢を正した。
「また馬鹿が好き勝手暴れてる」
「今度は誰かな。“宵”? “総大将”?」
「そいつらはもう抑えられてるだろ。新手だよ新手」
「へえ。それじゃあ勝手が分からないのも仕方ないことかな?」
「その勝手を分からせてやるのさ。目下重大な問題は4人。半分こしよ?」
「……仰せのままに、女王様」

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とある小説について。 No.4

「え!ほんとに優⁈え、マジで?うわぁ、めちゃくちゃ嬉しいんだけど‼︎ほんとに嬉しい喜びここに極まれ...って、何その顔。」
「お前にだけは二度と会いたくなかった、って言う顔だが?」
そう。出来ることなら会いたくなかった。何なら、こいつに会いたくなくて東京へ出てきたまである。
「え、そんな酷いコトしたことないじゃん...」
「何だよ歩くトラウマ製造機。」
「え〜、誰それ?」
「お前だよ!お前以外居ねぇよ!」
と、未だに健在な罵詈雑言のオンパレードはさておき、「お前はここで何してんだよ」となった。
無論、電車の時刻はとっくに過ぎている。
今だから言おう、この時点でこいつにあったことを後悔し始めていた気がする。

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HALLOWEEN NIGHT!

死神と悪魔は一緒に優雅なティータイム
お菓子の代わりに 甘すぎる紅茶とコーヒーを召し上がれ
砂糖もシロップもたっぷり注いで いただきます
 
日本人形は無邪気にクスクスと笑う
貴女はやっぱり和菓子がお好き?こしあん?つぶあん?こだわりはある?
 
流れ星は魔女の跨がった箒の残像 何本も流れて消えていく そんなにはしゃいで何処へ行く?
  
 
1年に1回のHALLOWEEN
「Trick or Treat!」の声が聞こえたら いつでもどうぞ