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感動のラストはやって来ない。掴みに行かなきゃいけなかったんだ。

3歳からずっと続けてきたピアノ、今日で終わっちゃった。SOLで上原ひろみ先生やLiSA先生にアドバイスを貰ったりもして、頑張ろうって気持ちはいつも以上にあった。でも、予選落ち。「忙しくて練習する時間がなかった」という最低最悪の理由をつけて、例年より完成度の低い状態でコンクールに出てしまった。本番では今までに無かったようなミス、暗譜の不十分、緊張、所謂練習不足で、全く良い演奏が出来なかった。その時はどうにかして誤魔化そうと必死だったし、譜面上の留意点を思い出すことに精一杯だったため、弾く前にも関わらず諦めかけていた。それがいけなかったのかな。弾き終わって自分の次の人の演奏を聴いて、みんな上手いよな〜って思いながら終わった事に安心している自分が情けなくて、その場から逃げ出したい気持ちでいっぱいだった。案の定、私の次の人は予選通過した。恨んだり僻んだりはしないけど、嬉しくはなかった。
母には、「上級なんてずっと夢の舞台。あなたがそこに立つなんて思ってもみなかった。ここまで来てくれてありがとう」と言われた。父には、「1年間そこを目指してやって来たのに残念だ」と言われた。練習に付き合ってくれるのはいつも母で、父なんて何にも知らないくせに、、と今は父のせいにしてしまっている。でも、父の言葉から分かったことがある。「感動のラストはやって来ない。掴みに行かなきゃいけなかったんだ」

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  • 今は大学受験で浪人してる者です。
    自分も現役の時ちゃっかり受かろうとか、本番なんとかなるとか思ってました
    でも、実際結果はまったく良くなく、
    そのとき掴みにいくという気持ちが弱かったことに気づきました。感動のラストはないとも思いました。
    そして今、またその時の気持ちをメーガン警備員に思い出させてもらいました
    ありがとう
    お互い頑張っていきましょう
    長文失礼しました