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「深夜の珈琲占い」について。

リンネ「いやぁ、中々に長かったねぇ!やっと完結だよ!」

ミル「続きあるらしいですけどね。てか、『長かった』って、568歳の貴方が言うんですか。」

リンネ「おーっと、ちょっと黙り給え。それ以上言われると、私、君を杖で撲殺しかねないよ?」

ミル「やめてください本当に!ごめんなさい!」

リンネ「まぁ善いか、次は無いよ。」

ミル「はい...。」

リンネ「と言うか、よくこんなに続いたねぇ。『魔術師と派手な戦闘場面がかきたい!』って言うやたろうの欲望の塊から生まれた作品なのに。」

ミル「欲望の塊って...まぁ、だから続いたんじゃないですか?」

リンネ「おお、君も言うようになったね。」

ミル「ところで...何でやたろうさんは来てないんですか?」

リンネ「あ、あんな奴に敬称なんて付けなくて善いよ。やたろうなら、『糞真面目な堅い文になるし、そもそも後書き書く才能も根性もないので寝ます!』って。」

ミル「...それでよく小説書いてますね...。あと、何かどっかで似たような事言ってた気が...。」

リンネ「ま、いいんじゃない?本人はそれで善いみたいだし。」

ミル「そうですか...。」

リンネ「そんな訳で、続きが出る事になったよ!」

ミル「唐突ですね。」

リンネ「多分一月迄に出ると思うから、宜しくね!」

ミル「雑!」


「深夜の珈琲占い」にお付き合いくださった方々、有り難う御座います。また、この小説は「ぼくのわたしの主従関係」の企画参加で書かせていただきました。続編も、一月迄に執筆予定ですので、暫しお待ち下さい。沢山のレス、反応、有り難う御座いました。
これからも宜しくお願いします。

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夢のナカ

鏡の中の私はいつもの私だった
渡したはずの片耳が耳元に帰ってきてた
幸せなラブソングばかり歌うあなたと
不幸なラブソングばかり歌うわたし
性格が歌に出ているみたいだね
私の歌うフレーズで顔見合わせちゃって
今の俺達みたいだねなんて笑ったよね

あぁもうどうでも良くなっちゃった
あぁそれでも歌は終わらない
あの終わりのコールが聞こえないように
2人でもっと歌を入れていこう
ほら歌は尽きないから
愛は尽きても止まらないから
あぁコールが鳴った

鏡の中の私は知らない私だった
渡した手紙はちゃんと捨て去ってね
ケムリを吐き出したあなたとそれを眺めているわたし
吸う?ってあなたは差し出したね
凹凸がハマッて瞳から涙がこぼれて
まだ頑張ってほらまだなんて笑ってたね

あぁどうでも良くなっちゃった
あぁそれでも快は終わらない
あぁ終わりの時間が見えないように
もっと見つめていよう
ほら哀は尽きないから
愛は尽きても止まらないから
あぁ針が2回廻った

いつもと同じルートいつもより長く時間を稼ぐ
今日で最後だからイミない話する

あぁもうどうでも良くなっち った
あぁそれでも命は終わらない
あわせーので振り返えらないで
なんでて最後の約束は守れずに
ほらシャッターを切った 糸は切れなかった
あぁ雨が降ってきたんだ
あぁ

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第三回ショートポエム選手権授賞式閉会のことば(後編)

続きだよ。

なんだか言い訳に聞こえてしまうかもしれませんが念の為言っておきます。
今回の選手権、審査員のただの好みです。詩に貴賎なし。全てそれぞれ私個人としては(これもまた主観ですが)それぞれの魅力があると思いましたし、もちろんまだ洗練不十分な言葉もありましたが(上から目線でごめんね、私もまだまだなのに)、それゆえ見えてくる感情や、情景、思想、様々なものがありました。選手権なんぞなくとも、あなたの詩は何より素晴らしい。
ただ、最近はレスの送り合いもなんだかあまり見受けられず、自分の詩の感想を受け取る機会が少ないのでは、と思ったのです。もちろん他人の評価が全てではありませんが、自分以外の視点で自分の詩を見てもらうことは少なからず刺激になるでしょうし、何より嬉しいでしょう?(笑)
これを機に、もっと気軽に感想を送りあえるポエム掲示板にしていってほしいな、なんて先輩風を吹かせたりしてみます。私ももっと感想書きたいと思います。

夢を描いたあなたの短い、小さな詩が、あなたの、誰かの夢を花開かせることを祈って。

ご参加本当にありがとうございました。反響によっては第四回もやるかもね。
memento moriでした。ではまた。

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ショートポエム選手権授賞式〜memento mori〜

では僭越ながら私から。

『Eternal Moment賞』
「夢」ららいちご

>>>夜、目を閉じてから朝目覚めるまで、一瞬の瞬きに思える程の深い眠りの中で出会う「君」は、現実の「君」をはるか遠くに感じてしまうほど近く、それを夢だと知ってしまうが故の切なさ、どうしようもなさがとても現れている素晴らしい4行です。
 かと思えば、遠い「君」を思いながらふとした瞬きの一瞬に遥かなトリップを遂げ、「君」のもとへたどり着いてしまうほどの強い想い。瞬きの度に夢を見ているのだろうか、なんて考えれば、まぶたの裏から広がる世界に思いを馳せてみたり。
 秘められた世界は計り知れません。感服。

『Hurted Dream賞』
「夢か現か」山川海

>>>なぜこれが“夢”なのだろう、ということから始まりました。美しく輝かしい、夢見て描きなす“夢”は、その実傷だらけの自分にこそ描きなしえた、ということなのでしょうか。砕かれてこそ、削られてこそ輝く“夢”のような人生。いや、それこそが夢なのかもしれません。深い。

『Nata de coco賞』
「橙崩壊柑橘色夢」カチョフのしゃちほこ
>>>ああ、これぞ夢だなあ、と感じました。取り留めのない単語やフレーズの羅列のような、それでいて滲み漏れ出てくるような愛しさだったりの感情、よりももっと小さな単位の気持ち。ニュアンスだけでこうも胸にグンと来るような詩です。素敵。



素晴らしい作品たちをありがとう。
では、次に参ります。