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即興

涼しい風がカーテンを揺らしだした頃に
これで最後と集まった面子で花火をした
今年もバカばっかやって、色々怒られたね
でもそんな日々も、今年で終わるんだね
僕らは同じ船に乗っていたけど
行き着く港は皆それぞれ違うんだ
そう思いながら君の花火が消えるのを見届けた時
僕の中の夏もひっそりと消えていったんだ

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幻想世界

私は時に思う。
この世界は全て、私が創り出した幻想じゃないかと。
本当は、他人なんていうものは存在せず、他人が感じる苦痛とかも存在しないんじゃないかと。
そんな「思い」はいつしか「願い」へと変わっていった。
この世界には、痛みや苦しみ、悲しみが溢れている。
こんな世界が、現実だなんて、そんなの耐えられない。嫌だ。
そんな考えが馬鹿らしくて、現実味がないことなんて、そんなのわかっている。
わかっている、だけど……願わずにはいられない。
私は今日も、甘い期待を心に抱えながら、ゆっくりと目を閉じる。

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昨日と明日と今日の僕。

僕はもう、立ち止まらないし振り返らない。解っているから。解っているから。自分の軌跡を辿っていたって、なんにも始まらないってこと。昨日の僕を救うために、明日の僕を悲しくさせないために、今の僕を幸せにするために、今は少しだけおやすみ、
【改めまして、こんにちは、もしくは初めまして。旧掲示板からいました、寒音(かのん)といいます。少しだけ消えてました。そして、また少し消えます。ちゃんと終えたらまた来るので、よろしくお願いします。】

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Front of Epitaph

貴方の為ならば
私は東へ西へ
貴方が望むならば
天使でも悪魔でも召喚して進ぜよう
貴方を我が物とするならば
彼の山も
其の大洋も
彼方の向日葵でさえ
無に還してしまおう

「そして
無に還った世界で唯一人こう呟くんだ
『あぁ...君になんか会わなければ良かったのに』
ってね
それが僕の今一番したいことだよ。」

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たった一度の夏祭り

この年、この日、この時間。
一度だけの夏祭り。
浴衣を来て、お祭りへ行き、
かき氷、ヨーヨー釣り、金魚すくい。
色んな屋台が並び、薄暗い空に、
提灯がきらめく。
この中には、恋、友情、幸福が
溢れている。それはたった一度きり。

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君と夏の大三角

ある日君と夜空を見た。
真夏の夜、君は、
夏の大三角を指差し、こう言った。
「あれが、白鳥座のデネブ。
こっちが、わし座のアルタイル。
これが、こと座のベガ。」
と夢中で話してくれた。
僕は覚えて空を見た。
僕と君との思い出は、幸せだったと思い出す。

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人の連鎖

この世界人間が汚してる。
地球の温暖化。生物の絶滅。地球の汚染。
全て人間のせいでもある。
そして、人間は悲しい生き物だ。
人質。テロ。暴力。
でも、こんな人間でも、幸せを与えてくれる。
ラジオ。校長。教頭。
そして、人間は、優しい生き物だ。
手助け。思いやり。真心。
そして僕はこう思った
人と人が支え会う幸せ。
人と人の間に生まれてしまう不幸。
この連鎖で、人間は成り立っていると思う。

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いつも一緒

君とは、いつも一緒。
だって、
登校する時君と一緒
勉強する時君と一緒
お弁当も、君と一緒
お昼休みも君と一緒
部活の活動君と一緒
帰る時間も君と一緒

〝君〟と言う存在は、僕にとって命より大切
かもしれない。
〝君〟と言う存在は、時々喧嘩もする。そのあと
君から、何かを得ている気がする。
君〟と言う存在は、いなくなってしまったら
僕の何かが欠けてしまう。
〝君〟と言う存在は、友達なんかじゃない
親友でもない〝大親友〟だ

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つき

丸くて綺麗なつき 少し欠けてるつき 見えないつき 今日はどれかな

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Swim Swim Swim……

貴方と重なるとき ベットの波を掻き分けながら 貴方の愛に いつか 必ず 辿り着きたい