見つめる景色の先、 君がいた。
勇気を出して、 さあ一歩。
「君はまた、金魚にでもなるつもりか い!」
誰かさんが、にっこり笑った。
「金魚になるよ、君がえさをあげたくてしかたなくなるような金魚にでもなるよ!」
待ち続けた先に、 君が来た。
素直になれ、恋した金魚。
何も重いこと考えないで生きるのも悪くない
やりたいことだけやって
のんびりして
たまに夜風に当たって物思いにふけて
好きなROCKなんかでしゃかしゃかして
そう思えてきた少し秋を感じてきたこの季節。
つまんないなんていうなら 僕のやさしいところ、当ててみてよ。
手のひらで転がしあそぶ、ぎざぎざの宝石飴。 もっと強く光が当たればよりいっそう輝くのに。 がりがり、八重歯で砕いてみせた。
破片が口中をあたってヒリヒリする。
甘いものって身体に含めばどうじに傷むのかな。
くるしいって、さみしいって、つまんない?
君のやさしいところ、当てていい?
素敵な景色を見つけたら、
絵を描(か)いて、淡い色を塗ろう。
懐かしい気持ちになったなら、
セピアの写真を探してきてピンで留めようか。
なんだかわけもなく哀しい日には、
泪で濡らしたハンケチを拡げて飾ろうか。
いちばん美しいのはきっと、
零れる気持ちを積み上げて、一つづつ
選んで綴るパッチワーク。
あなたに届けって見つめたなら
ひとりでに歩き出すように。
(ことば遊びとして作品にするポエムもいいけれど、)
(意思を伝えるために綴る手紙やmailやなにげないひとことや、)
(実用のことばが美しいのが詩人の真骨頂なのかな、なんて。)
(ことばの素敵なひとになりたいですね。)