見つめる景色の先、 君がいた。 勇気を出して、 さあ一歩。 「君はまた、金魚にでもなるつもりか い!」 誰かさんが、にっこり笑った。 「金魚になるよ、君がえさをあげたくてしかたなくなるような金魚にでもなるよ!」 待ち続けた先に、 君が来た。 素直になれ、恋した金魚。