良い子になろうとしなくていい。
自分らしくいればいい。
一生懸命に、我武者羅に動けば動くほど絡む糸。
その糸を切る力はあるのに切ろうとしないだけ。
良い子になろうとして糸が絡まってくる。
自分らしくいればいい。
そうしたら糸を断ち切る事が出来るから。
本当の悲しみを知った人は優しい
命は光、大地は安らぎ、宇宙は輝き、
この手で守ってみせる
壊れそうなこの心
嘆き、悲観すると心はいずれ壊れる。
悲しい出来事から何か学ぶ事はある。
ですが悲しい出来事で胸を傷める必要はない。
これを知った心は頑丈な砦となる
どうも、テトモンよ永遠に!です。
「合作してみたい〜」と先週末に思い立って参加者を募ったら立候補者が出てきたのですが、その方から「両者にとって完全初見の話で書いてみましょ(意訳)」と言われたので、ちょっと他の生徒の皆さんに「合作で使うストーリーの提供」をお願いしたいと思います。
「ストーリー」といっても、世界観とか大まかな起承転結の流れとかがいいかなーと思います(断片的なアイデアも可、ただしここでまだ出していないアイデアでお願いします)。
あと作品は投稿回数が数回で終わるものにしたいので、やたら長ったらしくなりそうなものは避けたいです…
とりあえず1週間以内になにか案が出てきたら早速執筆準備に取りかかるつもりですが、特に何も出てこなかったら…多分この合作の件はボツになるかな〜と思います(正直衝動的にやってみたいとか言っちゃったので、最初に言い出してから数日経って衝動が冷めてきてる)。
とにかく、皆さんご協力お願いします。
「おかしいって…どういうことですか?」
ミルの問いかけに、エルは黙ってかぶりをふった。
「そいつはちょっと答えられねぇ。…俺が学会から消されちまう。ま、どうしても知りたきゃ当人に聞くんだな。」
その回答に、そんなとんでもない代物なのか、と驚いているミルを尻目に、リンネは本格的に注文を開始した。
「とりあえず、杖の方は任せるね。で、クリスタルの欠片100gと、苺酸5…いや、8gね。あと、魔術詠唱筆のインクってまだある?あれば1つ欲しいんだけど…」
「何だ何だ、今日はまたえらく買い込むな…また何かするのか?変なことするなよ?」
「何でそんなに君の中での私の信用度低いの?」
エルは、そりゃあお前が何かすると碌なことにならねぇからだよ、と軽く呆れながら呟いた。
あ、もう駄目だ、終わったーーー。
そう思って強く目をつぶる。
1秒、 2秒、 3秒。
何も起こらない。
そうっと目を開けると、そこには。
「お客様、車内での乱闘、及びそれに準ずる行為はお控えください。」
黒髪の少女が立って居た。
少女は僕の首根っこを掴んでおり、どうやらナイフが当たらないよう引き寄せてくれたらしい。
「あ?何だテメェ、ガキは帰れ‼︎」
チンピラが怒鳴りつけるが、少女の対応は冷静なものだった。
「帰れと言われても、業務終了時刻まで、まだかなりあるんですよ。それに、ガキではありません。」
突っ込むところを間違えている気がしなくもないが、どうやらこの少女が車掌らしい。
言われて見れば、廃都鉄道の駅員と同じ帽子をかぶっている。
でも、いくら車掌と言えども、少女一人でチンピラに勝てるのだろうか。
チンピラはなおも少女に怒鳴り続ける。
「ンなこと聞いてんじゃねんだよ!ジャマすんな!」
少女はゆっくりと告げた。
「…警告はしましたよ。」
今度あったら伝えてしまいそう
そんな夜さえ何度も越えて
今日も君とのコミュニケーション
バカなまんまのレクリエーション
手を挙げて いい返事
聞かせてくれなくていい
つきまとう淋しさを
この手にかけたいだけ
満足したかい
ぼくの情けなさで
君の心は満たされたかい
揺れて流れて 忘れてく
忘れたころにまた
探りあうメッセージ
このままどこか
ぼくの情けなさに
漕ぎ出して夜を過ごそう
揺れて流れて どこへゆく
たどりついたのは
君もいない島
笑うなら 許さない
許すなら 離さない
離すなら 始めから
放っておいてくれないか
揺れて流れて 忘れてください
ぼくのことなど 全て
どうも、テトモンよ永遠に!です。
急な提案ですが、ここに投稿している生徒の皆さん、自分と”合作“しませんか?
自分は散文書きなので「小説」の形でしか合作できないと思いますが、とりあえず形態としては数話構成のお話にしようと思います。
まぁ前半は参加者の方に書いてもらって、後半は自分で書くってことにしようかな。
ストーリーは「造物茶会シリーズ」の番外編的なノリの緩いお話にしたいのですが、誰か乗ってくれませんかね…?
やってみたい方はここにレスをお願いします。
ちなみに大まかな話の流れは参加者さんとここのレス欄での話し合いで決める(予定)。
ーーーガタン。
心地良い振動に目覚めると、まだ見慣れない街並みと、数名の乗客が目に入った。
どうやら、電車に乗っているうちに、寝落ちてしまったらしい。
『次は〜、廃都大鉄塔通り入口〜、廃都大鉄塔通り入口〜、お出口は左側です。』
車内アナウンスが響き、乗客の一人がいそいそと荷物をまとめ始めた。
自分も鞄を開けて、財布の中身をそっと覗いた。
(やっぱり駄目か〜…)
今の自分の全財産では、どう頑張っても次の次、廃都大鉄塔前駅で降りるしかなかった。
本当は武蔵野門前まで行きたかったのだが、無いものはどうしようもない。
列車はまもなく、廃都大鉄塔通り入口に停車した。
一人の乗客と入れ違いに、いかにもチンピラです、といった感じの若者が乗ってきた。
若者は少し車内を見渡すと、突然、向の座席の男に掴み掛かった。
「おい!お前、この前は散々やってくれたなぁ!」
「何だよアンタ!もう契約は破棄されただろ!」
どうやら男は傭兵で、この若者と何かあったらしかった。
そして、あれよあれよと言う間に、殴る蹴るの乱闘騒ぎになってしまった。
慌てて隣の車両に移ろうと、身を屈めて、忍足で車両を繋ぐ扉へと急いだが、遅かった。
ガキン、という嫌な音に振り返ると、もう、自分の鼻先までナイフの切先が迫っていた。
「良かったな、姉ちゃんの勇姿を見られて」
師郎がそう言って琳くんの肩を叩くと、琳くんは照れくさそうにはにかんだ。
それを見てふと、師郎はこう尋ねる。
「…それにしても、お前さん、あの時異能力が発現しただろ」
その言葉に彼はあ、そうですねとうなずく。
2人に近付くわたし達も、そういえばと足を止めた。
「せっかくだから、お前さんの”もう1つの名前”、教えてもらおうか?」
師郎がそう聞くと、琳くんはほんの一瞬瞳を薄黄緑色に光らせた。
「…ぼくのもう1つの名前は”キリン”です」
異能力は”周囲の人間の感情を読み取る”能力、と彼は答えた。
師郎はなるほどな、と腕を組んだ。
「…あ、次で最後の曲だってよ」
不意にネロがイベントスペースのステージとして区切られているエリアを指し示し言う。
おっそうか、と師郎は言うと、琳くんと共にステージの方へ向き直る。
わたし、ネロ、耀平、黎もステージの方へ近付くと、ZIRCONのフリーライブの最後の曲を楽しむ事にした。
〈22.キリン おわり〉
それから何度やってもシオンだけは魔力量精度共に測定不能だった。放課後、魔法学の教員のサポートを受けたがやはり数値は出ず、ついに教員も匙を投げた。
「ただいまリサちゃん、すっごく遅くなっちゃって…こんなにかかると思わなかったよぅ、待たせてごめんね」
「おかえりなさいシオンさん!私は待ちたくて待っているのですからあまりお気になさらず。さ、帰りましょう」
「うん!…あ、待って。お水飲んでいい?」
「ええ、もちろんですわ」
シオンが足早に水道へ行き、おもむろに蛇口を捻ると、いきなり凄い勢いで水が出た。
「うわっ!!」
「どうなさいましたの?」
水圧はどんどん上がっているらしく、水がとんでもない勢いで跳ね、水道から聞いたことのない音が鳴る。
「うわぁ、私もよくわかんないけど…これまずいよ!どうしよう、止められるかな…」
「いえっ!お待ちくださいまし!不用意に近づいてはいけませんわ!」
エリザベスが強くシオンの腕を引く。ふと、溢れ出た水が人の形をとり始めた。
「間違いありません、魔法ですわ」
「確かに、師郎は年下の世話焼くの好きだよなぁ」
おれやネロだけじゃなく、妹の結香吏の同級生の世話も焼いてるし、と耀平もにやにやする。
師郎は、年下だけじゃなく同い年の黎の世話も焼いてるがな!とエスカレーターの手すりに頬杖をついた。
そうしてわたし達が談笑していると、いつの間にかわたし達が乗るエスカレーターの段は1階まで辿り着いていた。
エスカレーターの降り口の目の前のイベントスペースでは、ZIRCONのフリーライブが催されており、多くの人々が集まっていた。
「お、やってるやってる」
ネロがそう呟いていると、わたしは人だかりの端の方に見覚えのある少年を見つけた。
「あ、琳くん」
わたしの言葉に反応して、琳くんはこちらを振り向き笑う。
「楽しんでるかい?」
師郎が歩み寄りながらそう聞くと、琳くんはもちろんですとうなずいた。
どうも。先程、震える手で文芸部入部届に記名した猫町やたろうです。
皆様、四月に入り、新生活を楽しまれていることと思います。
そこで、新生活と同時に新作を投稿します。
情報は下記の通りです。↓
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題名 「廃都鉄道 right」
作 猫町やたろう
投稿 不定期
話数 未定
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また、私、猫町やたろうの作品は好きに使って頂いて構いません。
作中に出すなり、二次創作なり、ご自由にお使いください。
できれば、タグ又は本文の最後に、使用した猫町作品の題名を付けて頂けると嬉しいです。
その他、質問や感想、リクエスト等は作品や投稿のレスにて承っております。
どなたでもお気軽に書き込んでください。
皆様の執筆活動が捗りますようお祈りしております。
水のように美しく
火のように猛々しく
月のように凛として
木のように気高くて
金のように優しく
そうして、わたし達はネロの元へ戻った。
わたし達が休憩スペースに戻るとそこにはネロの姿しかなく、ヴァンピレスの姿は影も形もなかった。
ネロに尋ねると、彼女は琳くんの元に向かわせていた分身が消えたため、今回は諦めたようだったという。
「まぁでも良かったんじゃね?」
琳は無事だったんだし、と耀平はショッピングモールの下りエスカレーターに乗りながら上段に乗るわたしや黎、師郎の方を見上げる。
「だな」
あの少年が無事お姉さんの元へ行けたのならそれで十分だ、と師郎はうなずく。
その隣で黎も静かにうなずいた。
…とここで、わたしの頭にふと疑問が湧き上がった。
「…そういえば、師郎は何で琳くんに話を聞きに行こうって思ったの?」
やっぱり異能力の気配がしたから?とわたしが尋ねると、1つ下の段に乗る師郎がそうだなぁと振り向く。
「そういうのもあるが…やっぱり、ああいう年下の事は放っとけないからな」
自然と身体が動くんだよ、と師郎は笑う。
幼い頃大人を信用出来なかった
傷つけられた記憶しかない
人の手が怖かった
だか
母に抱きしめられたとき
人の手はこんなにも暖かいものだと知った
「あーよかった無事で」
一時はどうなる事かと思ったぜ、琳くんと師郎はしゃがみ込みながら声をかける。
「大丈夫ですよ」
師郎さんのお陰で助かりましたと琳くんは笑う。
それを聞いてそりゃ良かったと師郎も笑った。
階段を下りてきたわたし達も、よかったねとかよく頑張ったなと声をかける。
「…さて」
お前さん、お姉さんのライブ見に行くんだろ?とここで師郎が琳くんを立たせつつ言う。
それを聞いて琳くんはそうだった…と恥ずかしそうな顔をした。
「もうそろ始まるだろうから行って来い!」
師郎がそう言って琳くんの肩を叩くと、いつの間にか目を光らせるのをやめていた琳くんはうんと大きくうなずいた。
人の幸せが自分の幸せと言うあなた。
愛は絶望を消すと言うあなた。
そんなあなたに私は包まれていたい。
どうも、テトモンよ永遠に!です。
企画「魔法少女学園都市レピドプテラ」の開催期間が終わり、参加作品の投稿も落ち着いたということで「あとがき」です。
今回もお付き合いください。
今回の企画の世界観は、紆余曲折を経て誕生したものでした。
まず、有名ソシャゲ「ブルーアーカイブ」の情報を何気なく追っていた時に、「ブルアカ」みたくかわいい女の子たちが学園都市で戦う物語を作ってみたいと思ったんです。
しかし「『ブルアカ』のように弾丸の撃ち合いじゃなくて登場人物は「魔法」を使う設定にしよう」と思ったのですが、それ以上は話がイマイチ広がりませんでした。
そのためなにかいいアイデアが見つかったらいいなぁと思って、自作のタイトルに使いたいと思っていた言葉「魔法少女学園都市」という言葉でプチ企画を立てたのが去年の6月頃。
その後、忙しかったこともありますが暫くそのアイデアを放置していました。
ですが去年の終わり頃くらいに、その年の初め頃に思いついたけど没ネタになった「特殊能力を発現した少女たちが閉鎖された学園に集められ、その能力を大人たちによって治安維持に利用される時以外は能力を失うまで外へ出られないお話」の世界観を「魔法少女学園都市」に一部混ぜてみればいいんじゃないかってことに気付いたんです。
それで件の没ネタが「鳥」をモチーフにしていたから今度は「蝶」モチーフにしようとか、学園都市内ではモチーフの蝶の名前を名乗る設定にしよう、「ブルアカ」のように色々な陣営に分かれている設定にしよう、などと設定を膨らませた結果、現在の形になりました。
さて、今回はこれくらいにして。
次の企画も一応用意はしてあるのですが、今回の企画がこうだったので投稿期間の撤廃をしてみようかなと思ってます(だって皆さん忙しいし遅筆でしょうし)。
他にも「こうしたら参加しやすくなるかも」というご意見があればぜひレスからどうぞ。
ちなみに今度の企画は「鳥」をモチーフにするので、参加してみたい方は鳥の学名を調べておいてくださいね。
テトモンよ永遠に!でした〜。
「これってまさか」
わたしがそう呟くと、耀平はポツリと発現、だとこぼした。
その一方、頭を抱えて苦しむヴァンピレスは少し焦ったような顔をした。
「まさか貴方、顕われようとしているの⁈」
ふざけないでよ…!とヴァンピレスは鞭を振り上げる。
わたしは危ない!と思い目を見開くが、わたしの側で師郎が咄嗟にリュックサックを下ろしてそれを投げた。
黒いリュックサックはそのままヴァンピレスに向かって飛んでいき、それにぶち当たる。
その瞬間、ヴァンピレスの姿は霧散するように消えていった。
「琳‼」
ヴァンピレスの姿…分身が消えた所で、師郎は慌てて階段を駆け下り琳くんに近寄る。
琳くんはゆっくり顔を上げた。
「師郎、さん…?」
彼は不思議そうな顔をする。
その瞳は、薄黄緑色だった。
「ま、私のことはいいですわ!大事なのはシオンさんの魔力量と精度ですもの!」
「わぁ切り替え早いんだね」
シオンも見よう見まねでそっと種を手で包む。
「そういえばさ、リサちゃんの固有魔法はどんなのなの?」
「あら、ご興味がありますの?もちろん教えてさしあげますわ!私の固有魔法は『爆破』です。少量の魔力を火薬にして、私が五感で把握できる範囲の中で好きなところを爆発させることができますのよ!正確な精度を求められる魔法でして、一家相伝のものですの!家族もみんな使えますわ」
「へぇ…」
勢いに押されて微妙な反応をしてしまったが、エリザベスは気にせず楽しそうに話を続ける。
「シオンさんはどんな固有魔法をお使いになりますの?」
「うーんと…いや、正確にはわかんないんだよね…治れ〜って思ったら怪我を治せるんだけど、割れちゃったお皿とかも直れ〜って思ったら直るの」
「あら、かなり広範囲に使えますのね」
「うん、そうそう、種に魔法使うとね、育ってお花が_」
言っている途中で、シオンの指の隙間から凄い勢いで蔓が伸びてきた。
「……まあ」