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パフェ

ある少年はパフェを作った。
下から、星屑のコーンフレーク
    土星の輪を溶かして作ったソース
    雲のマシュマロ
    星屑のコーンフレーク
    流れ星のキャンディ

少年の師匠は満足げに彼を見ていた。

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〜二人の秘密〜少し長いので時間がある時に読んで下さると嬉しいです。

「暑い……。」
そう呟いた声を先生が拾う。

『まぁ夏だからな。』
「お〜、いつの間に先生。」
『顔にタオルをかけてるからだ。』
「いや、もう暑すぎて(笑)。」
『確かにこの暑さは死んでしまいそうだ(笑)。』
先生はチョロっと舌を出しながら笑う。

「うわ。何それ。可愛いかよ。」
私は先生を少し睨む。
『いや、なんで睨むんだ?』
「私より可愛かった罰。」
私はムスッとした顔を見せるとニコッと笑う。
「先生、可愛いから焼きもち焼いちゃう(笑)。」
『君は女の子なんだから、君より可愛い訳はないさ。』
「最近は更にさらけ出してるよね、先生(笑)。」
『何をさらけ出してる?』
「う〜ん、全部かな。自分をさらけ出しすぎ〜(笑)。」
『そんなつもりはないのだが??』
「いやいや、自覚なし(笑)?」
『自覚も何もさらけ出していない。』
「ふふ。先生のそういうとこ好きよ(笑)。」

“なんかイチャイチャしてんな〜(笑)。”
アルが音をたてながら歩いてくる。
「おっ、久しぶりアル。」
“久しぶり(笑)。”
「何してたの?」
“仕事だよ、仕事。”
「先生はここに来てくれてるのにな〜……。アルは仕事ばっかしてんだな〜。」
私はアルをジロッと見る。
『可愛い顔が台無しだぞ(笑)?』
先生は笑いながら手で私の目を覆う。

私は先生の手をずらしながらアルに言う。
「アルめ。今日は先生がいるからお預けだっ!」
“いや、アニメのセリフみたいに言うなよ(笑)。”
「ごめん(笑)。そういうつもりじゃなかったんだけど(笑)。」

久しぶりに3人揃った廊下は少し騒がしかった。
3人の笑い声が響く廊下に、蝉の不思議そうな目が釘付けされている事を私達は知るはずもなかった。

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うん

いつも「うん」で会話を終わらせてしまう僕。
でも君はそんな僕を気遣って声をかけてくれる。
だから僕は君を好きになった。

「うん」で終わらす僕を君は笑った。
僕はその顔を真似することはできない。
「好きな子いるの?」
聞いてみた。
成長した僕をほめてくれ。

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伝えたかったこと

ねえ、

あのさ。

ちょっと聞いて欲しいんだけど…






いや…、ごめんやっぱなんでもない…
( )

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好き

昨日 声聴いたら また好きになった
彼の想いを知ったら もっと好きになった

きっと今日もまた 好きになる

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think about you

扁桃腺で恋してる
38度5分のラブレター
熱々のうちに読まれたし

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先生

賢いですよね
かっこいいですよね
優しいですよね
高身長ですよね
些細なことにも気づいてくれますよね
先生かっこいいですよね~

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好きっぽい人

好きっぽい人がいる
好きだけど嫌いなことにしたいから

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もしも、地球が壊れてしまったら。
人々が"それぞれの星"に住むことになったら。
星と星との距離は遠いだろう。
だから直接話すことはできない。
電話が主流になってくる。
愛が生まれることもなく、育まれることもない。
一人よりは独りが似合う生活になる。
武器なんかは地球に置いてきちゃったから戦争なんかはできない。
家も自分で。
幼稚園くらいまでの子供は残念ながら独りというわけにはいかない。
だから母親が育て小学生の年齢になるたびに旅立つ。
病院というのは必要だ。
だから比較的大きな星に建てられる。
しかしこれというのも人数制限がされる。
予約制だ。
学校もまた必要。
これはリモートでできる。
簡単に言うと宇宙だから電波が劣っている。
これも簡単に言うがドローン的なものが動き回っている。
どうやらそれがイケてるらしい。
先生も自宅から。
地球が壊れる直前に色々なモノを持ってきている人がいた。
それをネットで売り、買う。
それで初めて人間は「助け合い」「協力」という言葉の意味を知る。

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ハンカチ

誰かが落としたハンカチ
白色の右下に黒が滲む
聞こえる誰かの泣き声
静寂な空気が号泣で染まる
公園のベンチに子供が1人
鼻水垂らして泣いている
そっと渡したハンカチ
白色の右下が涙で濡れる
持ち主の涙はそっと枯れた

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「君がいた夏は遠い夢のなか」

 今日はお祭りらしいよ。
 そんな言葉が、ふっと耳を抜けていった。
 ひぐらしの声と一緒に、熱を帯びた空気がお囃子の音を運んでくる。笛が提灯まで誘っているようで、ひどく酔いがまわったような気になった。
 ひとりでいるはずなのに、なんとなく“みんな”を感じて、ふわふわと熱に浮かされている今日は、どうにもうだるように暑い。私は主役なんて柄ではないが、世界が私を祝福しているようにさえ、今日という日は感じさせる。それが、祭りというものなのだろう。
 主役は、誰かに見られているものである。
 だから、夜の片隅にいるその見物人に私が気付いたのは、彼もまたどこかで主人公だからなのだろうと、漠然と思った。
 夏は日が長いとはいえ、夏至を過ぎているのだから、夏の夜はおそらく思っているよりも長い。祭りには適しているかもしれない夏は、やはり都合がよいものである。
 見物人は、喧騒の輪からはだいぶん外れていた。提灯の灯りが届くには厳しい範囲に位置取りしている。全人類祭りが好きである、なんて暴論を唱える気はさらさらないが、興味がないにしては距離が近く、興味があるにしては距離をとっているものだから、私には理解できないながらも不器用な人なのだろうと、遠くから思う。ただ一点、遠かったのは、私の方かもしれなかった。
 私は見物人に、

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「私は私が嫌いだよ」
「君が嫌いな君のことも、僕は好きだよ」

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君と話そうとしただけで、どうしてこんなに指先が冷たくなるのだろう。
君とLINEをしようとしただけでどうしてこんなに緊張するのだろう。
君と「おはよう」の挨拶を交わしただけでどうしてこんなに頭が真っ白になるのだろう。
君と一緒に歌っただけでどうしてこんなに嬉しくなるのだろう。
君と同じ時間を共有するだけでどうしてこんなに幸せなのだろう…

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後悔

ただの意味も為さない文字列が
君の手掛かりだった
「たかが」じゃなかった
君だった

機能が詰まった高性能な箱が
君の手掛かりを掴めず空っぽに見える
それでも君をのこすため
カラの箱で君を文字にしている

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言葉にはしたくない大事な君のこと
一生懸命言葉にしたくて此処に居る

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7月が殺された

速報です。
2021年8月1日の午前0時、2021年の7月が“時の流れ”によって殺されました。
犯行現場にはたくさんの人がいました。
しかし、ほとんどの人が7月が殺されたことに気が付きませんでした。
当たり前のように殺されていきました。
これを簡単に流していいのですか。
当たり前のように全てが過去形になります。
もう2021年の7月は戻って来ません。
あなたの日々だって戻ってきません。
後悔していませんか。
後悔をしたとしても残念なことに7月は戻って来ません。
しかし7月はもう戻って来なくても、あなたの心の中に思い出と共に残っています。
8月も頑張りましょう。
青春を駆け抜けましょう。
8月を生きましょう。